ruis ライ麦

おいしいライ麦のスナック
ライ麦パン(ruisleipä)に代表される「黒パン」はフィンランド人の主食なのでruis「ライ麦」は知っておくと良い語です。ライ麦(ruis)は子音終わりの語なので、単数分格はruista。では「ライ麦の」(単数属格)は?
答えはrukiin。k:Φ(消える)の最も難しいkpt変化が絡む格変化です。rukiinと聞いたり見たりしたときに、まず辞書形のruisには思い当たらないと思います。また、「母音伸ばし+n」の語尾だと、入格「~の中へ」ではないかと勘違いもしやすいのですが、単数入格はrukiiseen、複数入格はrukiisiinあるいは rukiihinとなります。

3月7日の火曜初級コースの今年度最終授業はハイブリッド方式で行われ、年度初めの予定通り、入門~初級用テキストsuomea suomeksi 1のすべての内容を終了、8名へ修了証(何の権威もありませんが)が授与されました(対面での受領4名、オンライン上での受領2名、録画視聴で学習されている方2名)。
2月7日の火曜初級コースで紹介。「鍵」avainは語彙に入っていても、「キーホルダー」はまだ、という人がほとんどかと思います。
フィンランドでは2月14日は、女性からの愛の告白やチョコレートとは縁のないystävänpäivä「友達の日」です。

-e終わりの名詞・形容詞の単数の格変化(分格を除く)は通常-ee+格語尾(例:huone「部屋」、
luomuはluonnonmukainen(自然(luonto)の属格+mukainen「~に対応した、一致した」)→「自然の」から作られ、1990年代にはよく使われるようになった語です。食品の安全に気を遣うのは日本もフィンランドも同じ、知っていると便利な単語です。