1月 | 2021 | フィンランド語講座
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フィンランド語講座

北海道フィンランド協会

varis / korppi カラス

鳥類ガイドの一ページ

昨日はゴミ収集日だったせいか、朝からカラスたちがカーカー、ガーガーと騒がしかったです。我が家からは彼らの口に合うようなおいしい生ゴミは出てなかったと思いますが・・・

日本のハシブトガラス・ハシボソガラスはフィンランド語ではkorppiと説明します。一方フィンランドで最もポピュラーなカラスはvarisと言い、黒と灰の2色です。Suomen kielen sanakirja maahanmuuttajille「移民のためのフィンランド語辞典」では、Varis on iso harmaa ja musta lintu, jolla on kova ääni.「カラスは大きな/騒がしい声を持つ、大きな灰色と黒の鳥。」と説明されています。フィンランドにもkorppiはいるのですが、山奥に住んでいる鳥というイメージをフィンランド人は持っています。

varisは最近木曜初級コースでまとめを行った-s終わりの名詞、一方korppiもpp:pのkpt変化がありますから、初級以上のレベルの方用に代表的な格変化を確認しておきましょう(テキストss1の後半レベル)。

varis: 「二羽のカラス」はkaksi varista(単数分格)、「たくさんのカラス」はmonta varistaかpaljon variksia(複数分格)、「カラスの」はvariksen(単数属格)かvariksien(複数属格)
korppi:「二羽のカラス」はkaksi korppia(単数分格)、「たくさんのカラス」はmonta korppiaかpaljon korppeja(複数分格)、「カラスの」はkorpin(単数属格)かkorppien(複数属格)

korppiと似た単語にkorpiがあります。「主にトウヒ類が生えている沼地、薄暗い森」の意味で、妖精が出てきそうな森のイメージ、といったところでしょうか。こちらはp:vのkpt変化があるので、単数分格はkorpea、複数分格はkorpia、単数属格はkorven、複数属格はkorpienとなります。最後の-iの変化の仕方がkorppiとkorpiで違っていることも注意です。

 

フィンランド語講座受講生もりさちえさんが歌う「フィンランド民謡」

2021年4月から始まるフィンランド語講座入門コース担当の水本先生から、素敵なお知らせが届きました。

(水本先生)
フィンランド語講座木曜初級コースのもりさちえさんが昨年末の「サンタが街にやってくる」に続き、フィンランド民謡2曲の歌唱に挑戦しました。YouTubeで歌を聴くことができます。
歌詞と対訳を載せてくれるようにお願いしたので、フィンランド語の勉強にも役立つと思います。

https://youtu.be/E0X4deRLDLI (Taivas on sininen ja valkoinen「空は青と白」)

https://youtu.be/QEmySMf6n4g (Kansansävälmä「国民のメロディー」)

 

Taivas on sininen ja valkoinen「空は青と白」

Kansansävälmä「国民のメロディー」


(もりさちえさん)
背景のヒンメリは山本睦子さんの「北欧フィンランドの伝統装飾モビール ヒンメリをつくる/誠文堂新光社」より正八面体の連続(右)、ウッドビーズを使ったアレンジ(真ん中)、正八面体をベースにした星型(奥)を作ってみました。

山本睦子さんについてはこちら→山本睦子さんのウェブサイト

もりさちえさんの歌をもっと聴きたい方はこちら→オトノキズナHikari-S

あらひろこカンテレ・ソロ@俊カフェ O’Carolanを弾く 俊カフェ

フィンランド語講座受講生でフィンランドの伝統楽器「カンテレ」の演奏者・コンポーザー、あらひろこさんのライヴ情報です。

 

(あらひろこさん)
フィンランドの伝統楽器カンテレを弾くあらひろこのソロライヴ。
この日は、多くの美しいメロディを残した中世アイルランドのハープ奏者 O’Carolanの曲ばかりでお届けします。
人数制限をしておりますので、ご予約をお願いいたします。


あらひろこカンテレ・ソロ@俊カフェ O’Carolanを弾く 俊カフェ

★フィンランド国立博物館ムーミン75周年企画展『勇気、愛、自由』を日本で楽しみませんか?

昨今、コロナ禍でなかなかフィンランドへ渡航することは叶いませんが、ヘルシンキにあるフィンランド国立博物館(残念ながら現在はコロナ禍で休館中)で期間展示されているムーミン展がなんと日本で、しかもお家で楽しめます。
YouTubeで公開されていますので、興味のある方はのぞいてみてはいかがでしょうか。

■日本語版:
ムーミン75周年企画展『勇気、愛、自由』

■フィンランド語版:
Rohkeus,rakkaus,vapaus!Muumit75-opastus näyttelyyn

Rohkeus, rakkaus, vapaus!
Muumit 75

日本語版は、ヘルシンキのお土産屋さん『ノルディス』のバーチャルツアーでお馴染みのガイド山口さんが、フィンランド語版は先日フィンランドで公開されていた映画『TOVE』のトーヴェ ヤンソンの役をされた女優のAlman Pöystiさんがお話されています。(この方はヘルシンキのトラムの音声アナウンスもされているそうなので、耳馴染みのある方もいらっしゃるかもしれません)

日本語版はとてもわかりやすいですが、フィンランド語版にはフィンランド語の字幕が出るので、フィンランド語を学んでいる方や興味のある方はフィンランド語版で見てみると、勉強になります。(と、語学講座の先生が太鼓判を押しています!)

不要不急の外出自粛が求められている今だからこそ、フィンランドに行った気分で、ムーミンの世界を満喫するには最適です。本も読みたくなってしまうかもしれません。
きっと、お家時間が楽しくなりますよ♪

(情報提供:フィンランド語講座金曜上級コース受講 平松史子さん)

Hyvää alkanutta vuotta! 明けましておめでとうございます(ちょっと遅すぎたかな)!

1月も中旬を過ぎ、私が担当の各コースはすでに授業が始まっていますが、改めて明けましておめでとうございます。クリスマスカードにはOnnellista uutta vuotta!「幸せな新年を!」と書かれていることが多いですが、年が明けてからはHyvää alkanutta vuotta!あるいはHyvää uutta vuotta!と通常言います。

今年はコロナ禍の影響を受ける2年目となりますが、これまでにない試みを2つ考えています(①は既に実施済み)。
①埼玉フィンランド協会とのコラボで、同協会の新旧会員の方には、北海道フィンランド協会の会員料金で4月からの初心者対象入門コース(Zoomによる遠隔授業)を受講できるようにする
②入門・初級レベルのフィンランド語を教えることができるような人材の育成、そのための養成コースの実施

②の実施要項はまだ具体化していませんが、5-6名の少人数コースで、各自が先生役・生徒役を務めながら、発音・基本文法の復習、指導スキルの向上を目指し、たとえばオンラインの個人授業でテキストsuomea suomeksi 1やHuomenta Suomiレベルのフィンランド語を指導できるレベルを目指します。この「養成コース」実施の際は、私が持つノウハウは惜しみなく伝授するつもりです。

遅まきながら皆さんへお年玉です。添付の画像はオウル大学でフィンランド語研究の博士号を取得され、北海道にもフィールドワークで来られ、また私のフィンランド語の授業へも何度か来訪したことがある、Liisa-Maria Lehtoさんからのカードです。彼女はフィンランド語が専攻ながら、私は「三大悪筆」の知人の一人に数えています。彼女が何と書いているか、パズル感覚で解読してみて下さい。解答は28日頃にこの「ブログ欄」でお知らせしますね。完璧な正答に至るのはかなり難しいですよ。

今年も気まぐれな投稿となりそうですが、数少ない読者の皆様、どうぞよろしくお付き合い願います。
語学講座担当専務理事 水本秀明

フィンランド映画「世界で一番しあわせな食堂」全国で上映

2021年4月から始まるフィンランド語講座入門コース担当の水本先生から、フィンランド映画上映のお知らせです。

世界で一番幸せな国、北欧・フィンランドを舞台に地元の人たちと異国の料理人の出会いを描く心温まる物語

毎年国連が発表している「世界幸福度ランキング」で、2018年から3年連続で1位を獲得しているフィンランドから心温まる新たな“ヒーリング・ムービー”が到着!
舞台はフィンランド北部・ラップランド地方の小さな村。
中国・上海からやって来た料理人チェンが、食堂を経営するフィンランド人女性シルカと出会い、国籍や文化の違いを乗り越え、お互いを家族のように思いやる気持ちが芽生えていく様子を描く。
物語を彩るのは、プロの料理人であるチェンが作る、おいしく見た目も美しい料理の数々。
チェンの料理哲学は、“医食同源”。
医療にも通じる食事を地元の人たちに提供し、健康を気にも留めないフィンランド人たちの体を癒し、心を解きほぐしていく。
料理には国境がなく、時にまったく異質な人たちを結びつける架け橋となる。

本作の監督を務めるのは、フィンランド映画界を代表するミカ・カウリスマキ。
母国の精神性はそのままに、本作で描くのは異文化との出会いと、そこから生まれる喜び。
お互いの文化を尊重しあい、全く異なった世界を受け入れようと努力する人々の姿に、分断に揺れる現代社会に対する監督の強いメッセージが込められている。


(水本先生)
札幌は「シネマフロンティア」(JRタワー)で首都圏同様2月19日から上映、上映期間は3週間程度を予定しているが、上映期間に関してはご確認の上鑑賞にお出かけいただければと思います。
私も自分が2年留学していたラップランドのどの村が舞台なのか、確かめに見に行くのが楽しみです。

 

詳しくはこちら→「世界で一番しあわせな食堂」公式サイト

劇場情報・上映スケジュールはこちら→劇場情報

 

大阪にお住まいの方へ
大阪・南堀江にあるノースオブジェクト直営店舗“pesä(ペサ)“で2021年2月6日(土)~2月13日(土)の期間中、写真パネル展を開催。
2月13日(土)には映画試写会付き“北欧文化体験 ファブリックパネル作り“ワークショップが行われます。

詳しくはこちら→映画試写会付き!北欧テキスタイル生地を使ったファブリックパネル作り

ムーミンコミックス展

2020年はムーミン75周年。

2022年まで日本各地でムーミンコミックス展が開催されます。

日本初公開のマンガ原画やスケッチ、約280点が展示されます。

オリジナルグッズ、先行販売の商品などの販売が行われるグッズコーナーもあります。

 

詳しくはこちら→ムーミンコミックス展

ムーミン切手・グッズ販売

フィンランド語講座旧受講生でカンテレ奏者・講師の佐藤美津子さんから、ムーミン郵便切手販売情報です。

2021年ムーミン郵便切手(84円×10枚)

2021年ムーミン郵便切手(63円×10枚)


2021年ムーミン郵便切手、シール式(84円×10枚)とシール式(63円×10枚)が発売されます。
郵便局や郵便局のネットショップで購入できます。

詳しくはこちら→2021年ムーミン郵便切手

 

郵便局限定ムーミングッズも郵便局や郵便局のネットショップで販売されます。

詳しくはこちら→郵便局限定ムーミングッズ

 

フィンランド語で切手は「postimerkki」
2021年4月からフィンランド語講座入門コースを担当する水本先生が、ブログでフィンランドの郵便事情や切手のお話をしています。

詳しくはこちら→postimerkki 切手

アマビエ作品の展覧会開催に伴い情報提供のご依頼

フィンランド語講座初級コース受講生、金属工芸家の柴田祐子さんからのお知らせです。

柴田祐子さんのアマビエ作品

昨年からのコロナ禍の中、脚光を浴びた日本の妖怪アマビエ。
アマビエというのは「疫病退散のため姿を写し描いて人に見せよ」という言い伝えのある妖怪で、SNSを中心に人気になりました。
新型コロナの終息を願う人々の祈りと合致し、多種多様なアマビエ作品や商品が次々登場しています。

今回アマビエ作品を実際に見てもらえる場を設けたいと展覧会を開催する予定(2/25~3/23)になりました。
その中でアマビエがどのように人々に親しまれているかや身近にアマビエ作品商品が見られたのかどうか生の声を集め、参考資料とし会場内で閲覧できる形にしたいと考えております。
ご多忙の中と存じますが、どんな事でも構いませんので情報をお寄せいただけたら幸いに存じます。


アマビエ作品展示の予定

フィンランド語講座初級コース 柴田祐子
(連絡先)gamesivas@gmail.com

 

金属工芸の工房「gamegome・がめごめ」→柴田さんのインスタグラム