4月 | 2022 | フィンランド語講座
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フィンランド語講座

北海道フィンランド協会

佐藤美津子さんのカンテレワンポイントレッスン入門編 第22回

フィンランド語講座旧受講生でカンテレ奏者・指導者 佐藤美津子さんのカンテレワンポイントレッスンのお知らせです。


(佐藤美津子さん)
反戦歌「さとうきび畑」を5弦カンテレで弾いてみました。
ざわわ ざわわ ざわわ
と始まるこの曲は
沖縄で戦死した父親を思い、通り抜ける風の音を聞きながら静かに悲しみを訴えています。
本当に心に沁みますね。
ウクライナに一日も早く平和が訪れることを願って。
*尚、you tube における音楽著作権はクリアしています。
you tube で個人がアップロードする場合
・ライブ配信・生配信のみを行う ・動画で使用する音源が、自ら演奏または製作したものであること
・広告や宣伝を目的とする動画ではないこと
・JASRACが管理する「国内作品」であること

 

カンテレや愛犬ヴァロ君(トイプードル)のお話、料理の紹介など、ブログも好評!

詳しくはこちら→佐藤美津子さんのウェブサイト

Nato ja nattō 北大西洋条約機構と納豆

フィンランドとスウェーデンがNATO(北大西洋条約機構、英:North Atlantic Treaty Organization)加盟に意欲を示しているとの報道がニュースや新聞紙面を賑わせている最近です。

Natoはフィンランド語での正式名称は2語、Pohjois-Atlantin puolustusliittoで表されます。Pohjoisはpohjoinen(「北、北の」)のこと、AtlantinはAtlantti(「大西洋」)の属格(「大西洋」、tt:tのkpt変化あり)、一方後ろの語はpuolustus(「防衛、防御、守備」)とliitto(「同盟、連合」)の複合語、フィンランド語では機構名に「防衛、防御」という言葉がしっかり入っています。

フィンランド人も通常はNatoを使いますが、これは頭文字を取った固有名詞なので、t:dのkpt変化は起こさず、「Nato」(属格)はNatonのようにそのまま元の形を保持したまま格変化します。

写真はラップランド、イナリ郡のNellimという小さな集落近くのフィンランド・ロシア国境地域(rajavyöhyke)  で撮影したもの。大きな看板には「国境地域 許可なく立ち入り禁止」の文字が上から、フィンランド語、スコルトサーミ語、スウェーデン語、ノルウェー語、英語、ロシア語で書かれています。また、多くの樹木には「国境地域」の黄色いテープも巻き付けられています。

こちらの方が平和、かつ健康的で好きです

話題変わって、フィンランド人の多くが苦にしない(むしろヴィーガンの留学生などは毎日のように食べている人もいるよう)「納豆」は、表記と発音が基本的に一致するという原則から見ると、nattooが一番自然のように思われますが、nattōのように表記していることが多いようです。ō自体はフィンランド語のアルファベットにはない文字なので、nattoと表記している場合もあります。「発酵させた大豆から作られた伝統的な日本の食品(hapatetuista soijapavuista valmistettu perinteinen japanilainen ruoka)」などと説明的に言わなくとも、日本にいるフィンランド人、日本に興味を持っているフィンランド人はそのままnattōを使って大丈夫です。

それでは「納豆」の言いたいときは、tt:tの最も代表的なkpt変化は起こるでしょうか?結論からいうとkpt変化は起こさずにnattōn、あるいはnattonが普通のようです。kk:k、pp:p、tt:tの最も代表的な3種のkpt変化は外来語でも発生することがあるのですが、もし「納豆の」をkpt変化を起こして発音すると「Natoの」とほぼ同じ発音になってしまうからかもしれません。

新年度の語学講座始まりました!

4月7日から今年度の語学講座がスタートしています。

簡単に紹介しますと:
月曜入門コース(初心者対象、担当:水本)
火曜初級コース(おおむね学習歴1年の方対象、担当:水本)
水曜上級サークル(一通りのフィンランド語文法を身につけられた方対象、担当:水本)
木曜上級コース(おおむね学習歴3年の方対象、担当:水本)
金曜上級サークル(水曜に同じ、担当:水本)
土曜中級サークル(おおむね学習歴2年の方対象、担当:片瀬)

授業時間はすべて19時半~21時です。月曜から土曜まで毎日フィンランド語を勉強する機会が提供されています。「サークル」は担当講師が主宰し、当協会会員を対象とするコースとなっています。

11日に初めてハイブリッド授業を行いました。フィンランド協会事務局で最大6名程度の定員を設けた対面授業を行い、同時にZoomで配信するという方式です。写真は記念すべき初のハイブリッド授業前のクラスの様子です。授業中視線をどこへ向けたらよいのか(対面の授業者へ?それともパソコンのカメラ?おそらくその使い分けが必要かな)、通信環境によっては私の発話の出だしが聞き取りにくい、私の方もZoom参加者からの個別の質問が聞き取りにくいことがあった、等々小さな問題はありましたが、受講生とも協力して少しずつ改善したいと思っています。発音チェックなどは対面授業参加の方の発音を聞きながら、スピーカーマイクから少し遅れて聞こえてくる発音の両方にも耳を傾けなければならないので、正直初回授業は通常の2倍疲れた印象です。

ハイブリッド授業は現在月曜入門コースのみの実施ですが、今後は「コロナ後」を見据えて他のコースでも試行してみようと考えています。

受講生の皆さん、今年度もよろしくお願いします。また、入門コースは引き続き新規の受講生を受け付けていますので、奮ってご参加、お問い合わせ下さい。途中受講でもYouTubeの授業録画を使って追いつくことはそう難しくありませんので。

 語学講座担当 水本 秀明

 

2022年度フィンランド語講座入門コース詳細はこちら→2022年度フィンランド語講座入門コース受講生募集中

佐藤美津子さんのカンテレワンポイントレッスン入門編 第21回

フィンランド語講座旧受講生でカンテレ奏者・指導者 佐藤美津子さんのカンテレワンポイントレッスンのお知らせです。


(佐藤美津子さん)
「スカボロ-フェア」を5弦カンテレで弾いてみよう!!

 

カンテレや愛犬ヴァロ君(トイプードル)のお話、料理の紹介など、ブログも好評!

詳しくはこちら→佐藤美津子さんのウェブサイト

「フィンランド語学習者にもおすすめ」Facebookページ

フィンランド語講座旧受講生のこうの ちえさんから、「フィンランド語学習者にもおすすめ」Facebookページのお知らせです。

 

(こうのちえ さん)
Tervetuloa Hokkaidoon!
札幌在住歴5年あまりのJuliana Porkkalaさんが北海道の旅の魅力を英語とフィンランド語で発信されてます。写真もうつくしい〜
フィンランド語学習者にもおすすめです。Livetravelersfinland、ぜひフォローを。

 

facebookページ→Livetravelersfinland


 

2022年度フィンランド語講座入門コース詳細はこちら→2022年度フィンランド語講座入門コース受講生募集中

Kiova キエフ→キーウ

ウクライナの首都の表記を日本ではロシア語の発音を基にした「キエフ」からウクライナ語により近い「キーウ」に変更したことに対し、ゼレンスキー大統領からの謝意があったとニュースで報じられていました。

日本語は外来語を取り入れる際に、「どう聞こえたか」、それをできるだけ近いカタカナで表記しようとするので、和製英語に代表される「和製外来語」は外国人の日本語学習者泣かせの代物だと聞きました。

フィンランド語へも続々と英語やスウェーデン語から外来語が流入してきますが、借用の仕方は日本語とは全く違い、「フィンランド語の音のシステムにできるだけ合致するように」借用します。この「システム」は少しフィンランド語を学習すればわかってきますが、たとえば「語頭、語末に子音が二つ続かない(特に語末)」といったルールです。

今戦争状態にある2国、及び旧ソ連に属していたバルト三国の国名と首都名の代表的な日本語表記、フィンランド語を比べてみましょう。
-ウクライナ(Ukraina、「~で、に」-ssa)、首都キーウ(キエフ)(Kiova、「~で、に」-ssa)
-ロシア(Venäjä、同上-llä)、首都モスクワ(Moskova、同上-ssa)
-エストニア(Viro[年配のフィンランド人はEestiも使う]、同上Virossa/Eestissä)、首都タリン(Tallinna、同上-ssa)
-ラトビア(Latvia、同上-ssa)、首都リガ(Riika、同上Riiassa)
-リトアニア(Liettua、同上-ssa)、首都ビルニュス(Vilna、同上-ssa)

国名が「~で、に」に格変化する際は英語のin~に相当する内格(-ssa/-ssä)に変化するのが普通ですが、主要な国ではロシアだけは英語のon~に相当する所格[接格、面格ともいう](-lla/-llä)に変化すること、ラトビアの首都リガ(Riika)はk:Φ[消える]の最も難しいkpt変化を起こすので、「リガに」という時にはRiiassaとなるあたりが注意です。エストニアの首都タリン(Tallinna)のTalは「デンマーク(人)の」を表し、linnaはエストニア語では「町、街」(フィランド語ではlinnaは「城」!)というのは知っていても良い豆知識です。

Riikaのアールヌーボー建築(建築好きにはたまらない街だとか)

同じくRiikaの裏路地(2004年)

あらひろこさんが出演LIVE情報 関西ツアー

フィンランド語講座受講生でフィンランドの伝統楽器「カンテレ」の演奏者・コンポーザー、あらひろこさんが出演するLIVE情報です。

(あら ひろこさん)
お申込みは、フライヤーに記載の担当者・共演者、またはkanteleconcert@gmail.com(あらひろこ)
までお願いいたします






 

あらひろこさん 詳しくはこちら→あらひろこさんのウェブサイト

Kitara大ホールでシベリウス、マデトヤの音楽を-コンサートのお知らせ―

2022年度フィンランド語講座入門コース担当の水本先生から、コンサートのお知らせです。

会員の嶋崎浩一さんからの情報提供です。雪も消えているであろう4月の札幌で、フィンランド音楽を楽しめる週末のコンサートが無事に開催されることを祈りたいと思います。皆様奮ってご鑑賞にお出かけください。

北海道フィンランド協会専務理事(フィンランド語講座担当)水本 秀明

 

≪嶋崎さんからの案内文抜粋≫
会員の嶋崎浩一と申します。私は趣味でコントラバスを弾いているのですが、私の所属するアマチュア・オーケストラ「北海道交響楽団」の4月の演奏会で、フィンランドの作曲家・マデトヤの「交響曲第3番」を演奏することになりました。有名なシベリウスと比べて演奏される機会の少ないマデトヤの曲を生で聴くチャンスですので、ぜひ音楽好きの会員の皆様にもお知らせをお願いしたく思いました(シベリウスの初期の交響詩「春の歌」も同時に演奏いたします)。
演奏会の概要は次のとおりです。

 

「川越守記念 北海道交響楽団 第92回演奏会」

  • 日時:2022年4月16日(土) 17:45開場 18:30開演
  • 会場:札幌コンサートホールKitara 大ホール(札幌市中央区中島公園1番15号
  • 指揮 長岡聡季
    シベリウス/交響詩「春の歌」作品16
    マデトヤ 交響曲第3番 作品55
    チャイコフスキー 交響曲第2番 ハ短調 作品17「小ロシア」
  • 料金:前売 指定1500円/一般1000円・小中高700円
       当日 指定2000円/一般1500円・小中高1000円

楽団のホームページアドレスは次のとおりです。
http://dokyo.la.coocan.jp/

また、楽団のフェイスブックで毎週の練習の様子なども紹介しています。
https://www.facebook.com/dokyosince1980

ミニコンサート「花の歌―カンテレの調べに乗せて」

フィンランド語講座受講生でフィンランドの伝統楽器「カンテレ」の演奏者・コンポーザー、あらひろこさんのコンサート情報です。


ミニコンサート「花の歌―カンテレの調べに乗せて」

  • 日時:2022年4月29日(金・祝)14:00~14:45
  • 会場:北海道立文学館札幌市中央区中島公園1番4号
  • 定員:25名、先着順(要申込、4月15日9:00から電話受付)
  • 出演:あらひろこ(カンテレ奏者)
  • ご予約・お問い合わせ:北海道立文学館 TEL.011-511-7655 
    月曜日休館(ただし、月曜日が祝日等の場合は開館)

 

詳しくはこちら→ファミリー文学館「花・彩々―文学の中に咲く―」

RAUMA(あらひろこ&嵯峨治彦)ライヴ@ひいらぎ(日程変更)

フィンランド語講座受講生でフィンランドの伝統楽器「カンテレ」の演奏者・コンポーザー、あらひろこさんのデュオ RAUMA(ラウマ)のライヴ情報です。


RAUMA(あらひろこ&嵯峨治彦)ライヴ@ひいらぎ

  • 日時:2022年1月10日(祝)4月3日(日)12:00開場 13:00開演
  • 会場:珈琲・軽食 ひいらぎ札幌市中央区大通東3丁目1-27富士ビル1F
    *札幌地下鉄東西線バスセンター前駅8番出口より徒歩2分
    *駐車場は予約制
  • 料金:2,500円+要オーダー
    *定員は、感染症の拡大状況をみて判断いたします。要予約。
  • ご予約・お問い合わせ:011-231-3939 珈琲・軽食 ひいらぎ 木日祝定休
    *平日ランチ混雑時(12:00~13:00)は電話が取れないことがあります。
  • 【お願い】イベント中、お客様には不織布マスクの着用をお願いしています。(店内で無料配布)事情があり、不織布マスク着用ができない方はご相談ください。

 

あらひろこさん 詳しくはこちら→あらひろこさんのウェブサイト