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フィンランド語講座

北海道フィンランド協会

モルック世界大会in函館の成功に向けて!(北海道フィンランド協会)

北海道フィンランド協会からセミナー開催のお知らせです。

北海道フィンランド協会セミナー(HIECC 北方圏講座)「モルック世界大会in函館の成功に向けて!」を5月11日(土)午後7時から、かでる2・7において開催します。
フィンランド発祥の誰もが楽しめるスポーツ「モルック」は、最近は道内外で愛好者が急増しています。
本年8月に世界大会が、アジア圏で初、函館で開催されることを記念して、日本モルック協会の代表理事 八ツ賀秀一氏らを講師に迎えセミナーを開催します。
当協会の会員はもちろん、非会員である一般の方々にも広く聴講いただけます。
どうぞ奮ってご参加ください。(参加無料。会場定員60名。オンラインでも同時配信)


申込先・〆切
1)URL又はQRコードから申込
  https://forms.gle/wP1gZKyJqbFwG5dR7
2)メールの場合 事務局 hokkaido-suomi@leaf.ocn.ne.jp
3)申込〆切 5月9日(木)

(北海道フィンランド協会専務理事 渡邊政義)

Jeonju 全州

全州韓屋村にて

全州(チョンジュ)は人口約65万人、全羅北道の道庁所在地、私の友人Mun(文)さんの住む街でもあります。朝鮮王朝の初代国王、李成桂(イ・ソンゲ)は全州の出の全州李氏という氏族だそうで、歴史好きには魅力たっぷりの街です。旧市街の韓屋村は韓国中から観光客を集め、私が訪れた3月23日は桜の開花の少し前という時期ではあったのですが、とても多くの観光客が韓服をレンタルしてドラマの撮影地などでポーズをとっていました。

全州は食の街でもあります。全州ビビンパは全国にその名を知られています。Munさんによると特に美味しい有名店が4店あるそうで、その中の1件に昼食時に連れて行ってもらいました。全州から西へ1時間ほど行った群山で見た美しい日没や、レストラン前にいたかわいい猫も忘れられません。

 

崩すのがもったいないけどしっかり混ぜて食べます

Munさん夫妻と群山の夕日

フィンランド語とまたまたまるで関係なくなってしまったので、無理やり一つネタを提供。ホテルの近くにあった、何屋さんかわかりませんがBang bangという店の韓国語の表記が、店の前を通る度に2頭のトナカイ(kaksi poroa)に見えて見えて仕方がなかったんです。皆さんはどう思います?

全州市周辺には美しい海岸や馬耳山、チーズテーマパークといった名所がたくさんあります。これらの名所についてはきっとガイドブックや各種検索エンジンで概要を知ることができるでしょうから写真なども割愛しますね。

 

Jinhae-gu 鎮海(チネ)区

鎮海は釜山西部バスターミナルから1時間強の港町(現在は昌原市の一部)、桜で有名だから行ってみるといいよと旅行前から韓国の友人に勧められていました。出向いたのは3月21日。桜はちょっと時期が早く、何本か満開の木があっただけでしたが(札幌に大きく先んじて花見ができたので、それで満足)、数日後に始まる桜祭りの準備に町中が追われていました。

鎮海は旧日本海軍が計画的に作った軍港都市、このことは知りませんでした。鎮海湾は日露戦争の日本海海戦に際して、連合艦隊の集結地だったとのこと。 市の中心部にあるロータリーをはじめ、往時の日本の都市計画の姿や日本時代の家屋をところどころに見ることができました。

町の中心部からそう遠くない鎮海タワーからは変化に富んだ入り江を遠望でき、タワー内の展示では日本語で書かれた資料も展示されていました。

ここまでフィンランド語が全く出てきませんでした。海軍は「海」+「力(複数形)」のmerivoimat、陸軍は「土地、地面」+「力(複数形)」のmaavoimat、空軍は「空気、天気」+「力(複数形)」のilmavoimat。軍隊はarmeijaです。

 

初心者対象フィンランド語入門コースのプレイベントを行いました

11日の初回授業を前に、当協会と語学講座のこと、そして授業の進め方について事前の知識を深めてもらうために4日、プレイベントを行いました。皆さん顔出しで参加していただき感謝しています。また全員から受講の動機、フィンランドとのかかわりなど一言いただきました。授業の進め方については初回授業でも丁寧に説明しますのでご心配なく。参加任意のイベントで、今後途中から受講の方へはご希望があれば録画情報をお届けできます。


Zoomを使ったハイブリッド授業に伴い、道外の受講者が半数以上を占めるようになりました。イベントには関東支部のTomomi支部長、Rie事務局長にも参加してもらい、関東支部の活動紹介や関東支部に所属することのメリットもお話ししてもらいました。

最後にフィンランドの食文化の画像鑑賞をと考えていたのですが、時間オーバーが予想される進行となったので、私が2月にヘルシンキに出張に行った際の写真10枚ほどを見てもらい、それらにコメントさせてもらいました。食文化は多くの方が興味を持たれるテーマだと思うので、今後の授業で少しずつ紹介しますね。

入門コースは録画であと見、復習ができるので、近年では夏休み頃まで新しい受講生を受け入れています。ご興味のある方は、当協会の語学講座問い合わせフォーム、あるいは直接授業担当の水本秀明(akilapinhullu@yahoo.jp)までお問合せください。多くの皆さんとこの魅力的な言語を一緒に勉強できることを楽しみにしています。

フィンランド語講座担当 水本 秀明

2024年4月開講「フィンランド語講座入門コース」
詳しくはこちら→「対面&オンライン同時レッスン」2024年度フィンランド語講座入門コース受講生募集中

Busan (jatkoa) 釜山(続き)

韓国の旅の報告、釜山から全州に歩を進めようとかと思いましたが、釜山は本当に魅力的な街で、まだまだ紹介したいこともあるので、osa 2(パート2)とします。市場特集です。

私は国内旅行でもすぐにスーパーに行って食品の品揃えを確かめながら、その地域の食生活や食文化を想像するのを楽しみにしているのですが、釜山ではさまざまな市場があり、それを巡るだけでも1日はつぶれてしまいます。市場はtori、覚えやすい単語ですが、複数分格のtorejaに変化すると辞書形がつかみにくくなりますね。toriは野外市場、本質的には「広場」を意味する語なので、「市場へ」、「市場に」、「市場から」はL系の外部格torille, -lla, ltaを使います。

日本人が「市場」と聞いてイメージすることが多い「屋内市場」はkauppahalli(「店」+「ホール」)、こちらはS系の内部格kauppahalliin, -ssa, staを使います。それでは釜山の市場の写真をご鑑賞ください。

国際市場

富平カントン市場1

富平カントン市場2

富平カントン市場夜市

チャガルチ海岸路の干物市場

チャガルチ(屋内)魚市場

Busan, kaunis satamakaupunki 釜山、美しい港町

新年度に入りました。今年度もよろしくお願いします。

春休み中に3度目の韓国へ行ってきました。主目的はJeonju(全州市)在住の韓国人の友人とその家族に会うことだったのですが、せっかくですので全州の他に、釜山とソウルも観光してきました。

釜山は初訪問、人口は300万を超え、札幌の1.5倍以上の人口がある大都市ですが、活気ある美しい港町でした。地下鉄網が整備されているだけでなく、駅の出口の表示やエレベーターがよく整備されていて、同行した母がずいぶん助かると感謝していました。天気にも恵まれ、食べ物もおいしく、最初の4日間を楽しむことができました。

写真はまず韓国1枚目の写真、ウナギ(ankerias)を結構食べるんですよね、韓国の人は。市場でもよく見かけました。それからロッテデパートの屋上(無料で行けます)からの眺め、そしてゴミ一つない松亭海水浴場の写真です。

釜山はフィンランド語ではBusan、母音のiを加えて、Busaniin「釜山」, Busanissa「釜山」のように格変化させます。

機会があれば全州とソウルへの旅も紹介したいと思っています。