kissaihminen vai koiraihminen? 猫派、それとも犬派?
コロナ禍の中、昨年度は留学生連中がオンライン疲れしていたこともありましたが、授業へゲストを呼ぶ機会が大変少なくなっていまい、受講生の皆さんの中でも残念に思われていた人が多かったかと思います。
今年度は、授業へ参加してくれたフィンランド人への謝礼額も少し増やし、留学生には自宅で手軽にできるアルバイトも兼ね、私もネイティブの語感がないと答えられない類の質問に答えてもらったり、新しい言い回しを教わったり、生徒さんも遠隔とはいえネイティブの発音を聞け、小さな交流を深めていく場として、語学講座を活用してもらえればという考えで自分の担当コースを行っています。
先週の金曜日にはJussiとJulianaの2名が上級サークルに参加してくれました。男女のゲストが参加してくれるのは他のコース、たとえば入門コースでも好評で、同じネイティブでも微妙に発音やイントネーションが違ったりするのを聞き比べたりするのは、大変参考になるようです。
授業では「猫」+「人」=「猫派」のkissaihminen、「犬」+「人」=「犬派」のkoiraihminen(Oletko (sinä) kissaihminen vai koiraihminen?「あなたは猫派、それとも犬派?」は気軽に尋ねることのできる、また会話も弾みやすい便利な質問です)の話題のあと、結構よく使う語としてゲスト両名から、それぞれの動物の後に「熱」を表すkuumeをくっつけたkissakuume, koirakuumeという語を教えてもらいました。「猫/犬が飼いたくて飼いたくて仕方ない気持ち」のことだそうです。ここでのkuumeは「熱情」の意味ですね。vauvakuume(vauvaは「赤ちゃん」)と言うと赤ちゃんが熱を出したわけではなく、特に女性が感じる子供が欲しい気持ちのことだそうです。大変参考になりました。両ゲスト、今後も面白い表現や言い回しを教えてください!