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フィンランド語講座

北海道フィンランド協会

syreeni/sireeni ライラック

5月31日(kolmaskymmenesensimmäinen toukokuuta、あるいはtoukokuun kolmaskymmenesensimmäinen)。明日から6月(kesäkuu「夏の月」)ですね。今日は恩師のSeijaさんの誕生日でもあります。Paljon onnea!「おめでとう!」

「小・中学校は6月1日から(8月上旬まで)夏休みだったので、終業式と重なることの多い誕生日が楽しみでした。」とセイヤさんはよく言っていました。

5月の花というと札幌市の市花(kaupnginkukka)でもあるライラックが個人的には浮かびます。5月下旬のさっぽろライラックまつりも中止になってしまいましたが、札幌では庭木として植えられていることも多く、家の周りを散歩していると満開の花をよく見かけます。しかし花期もそろそろ終わりですね。

ライラックはフィンランド語ではsyreeniあるいはsireeniどちらでもOKですが、後者には「サイレン」の意味もあります。このように稀にですが、どちらの綴りでもOKという語がたまにあります。フィンランド語のtoissapäivänäが日本語では主に「おとつい」派と「おととい」派に分かれ、でもどちらでもOK、というのに少し似ているかもしれません。

他にはフィンランド人の好物「リコリス」もlakritsiとlakritsaのどちらもOKです(スラングはlaku)。

注意するのはruoka「食べ物、食事」の格変化した場合です。この語は私が授業でいつも言っている最も難しいkpt変化、すなわちk:Φ[消える]の変化を持つ語です。したがって単数属格「食べ物の、食事の」はruoanとなります。このuoaという母音の3連続はkが消えることによって生じたわけですが、フィンランド語は基本的にできるだけ母音の3連続を避けたい言語なので、当該部分は多くのフィンランド人が[u:a](カタカナ書きだと「ウーア」)と発音しています。最初のうちは「ルーアン」という音を聞いて、あるいはruoanという綴りを見て、辞書形のruokaが思い浮かばないので苦労します。

フィンランド語は綴りと発音がほぼ一致しているのが「売り」なので、「ルーアン」という発音に合わせて、ruuanと表記することも許されてます。こちらの方は綴りを見た時にruokaとはより気づきにくくなっています。

最後に。出だしの『「31日」の序数、長すぎ!』と思われた方、発想を柔軟に!toukokuun viimeinen päivä「5月の最後の日」と言えば楽でしょ。

6月から、あらひろこさんのカンテレコンサート開催

6月9日 あらひろこさん出演

火曜上級サークルでフィンランド語を学んでいるあら ひろこさんが、6月からコンサート活動を再開します。

「6月から、少しづつ。」
ライラックがきれいな季節です。いかがお過ごしですか?
リラ冷えの、ちょっと肌寒い日が続いていましたが、今日はようやく少し暖かくなりました。
コロナの影響でずっとライヴをお休みしていましたが、6月くらいから、様子を見ながら慎重に、気をつけつつ、小さなライヴを始めて行きたいと思います。
お客様にも、手洗いをお願いしたり、離れて座っていただいたり、マスクを付けていただり、お互いに気をつけながら、こぢんまりと開催します。
そろそろ生の音を聴きたいな、という方、よろしければ、お運びください。道中も、くれぐれもお気をつけて。(あら ひろこさん)

各回人数限定で行われますのでご注意願います。


「音と空気のきれいなコンサート」

札幌市中央区のオーガニックなお店で、化学物質過敏症の方、支援者、ご家族のための「音と空気のきれいなコンサート」。混雑を避けるため2回に分けての人数限定の開催です。
日時:2020年6月3日(水)1部:11:00〜 2部:14:30〜

 

「魅惑のみわけん」(ほりおみわ、小松崎健)北海道ツアーにゲスト出演

日時:2020年6月9日(火)18:30開場、19:00開演
会場:俊カフェ(札幌市中央区南3条西7丁目4-1 KAKU IMAGINATION 2F) 10名様限定、ご予約制

 

レッドベリースタジオ・ガーデン・コンサート

日時:2020年6月17日(水)1部:14:00〜、2部18:30〜(雨天の場合は翌18日同時刻)
会場:レッドベリースタジオ札幌市西区八軒2条西1丁目札幌琴似教会裏
14:00からと18:30から、それぞれ50分ほどのお庭での投げ銭ライヴ。気持ちのいい夏至の頃、陽光きらめく昼公演、日の長い季節の夕方公演、どちらも楽しみです。ふらりとお気軽にお越しください。(あら ひろこさん)

 

レッドベリースタジオ・ガーデン・コンサート

詳しくはこちら→あらひろこさんのウェブサイト

フィンランド語各コース第1期受講者の皆さんへ:担当講師より

さあ、いよいよ今年度の授業スタートです。
私が担当のコースはコロナウイルス収束状況に関わらず、7月末までの第1期についてはすべてZoomによる遠隔授業で行います。
また、すべてのコースで当面の間19時半~21時の時間帯で授業を行います。
その他追加連絡です。
 
【1 授業日程】
各コース5月26日(火)~29日(金)が初回授業、10回目授業が7月28(火)~31(金)になります。8月以降第2期を実施しますが、今のところこちらも遠隔授業で行う予定です。
※7月23・24日の祝日も授業を行います
 
【2 授業料納入】
①木曜初級・金曜上級コース所属の皆さん・・・
6月1日(月)~10日(水)の間に授業料¥13,000(会員料金)を下記の口座にお振込みください。また今年度の年会費(一般:¥3,000、学生:¥2,000)未納の方は授業料と合算して振り込んでいただいても結構です。振込先は、
   北洋銀行本店(普通)0816295
   北海道銀行本店(普通)2352451
   ゆうちょ銀行 02750-7-2695
口座名は「北海道フィンランド協会会長 柴田龍」です。入金後は振込先と金額、内訳を私まで連絡ください(昨年度まで行っていただいていたフィィンランド協会事務局への連絡は不要です)。
 
②火曜・水曜上級サークル所属の皆さん・・・
初回授業以降随時、講師の私の道銀あるいはゆうちょ口座に授業料¥13,000を振り込んでいただく形になります。口座番号は授業時にお教えします。
 
③昨年度土曜コース所属の皆さん・・・
授業料入金先及び時期につき、しばらく連絡をお待ちください。
 
④非会員で初級コース受講希望の方、テキストをお持ちでない方へ・・・
語学講座は「北海道フィンランド協会員のための事業」を建前としているため、初級コース以上のクラスの受講生は、当協会会員になっていただくことになっています。①の授業料とともに入会金¥1,000、来年3月までの年会費(一般:¥3,000、学生:¥2,000)を合算して振り込んでいただく形になります。振込時期は上記①に準じます。また使用テキストsuomea suomeksi 1(頒布価格税込¥3,000)を購入希望の方はお申し出ください。入会申込書の送付については講師にご相談ください。
 
※複数コースに参加されていて所属コースが不明な方は水本までご確認ください。
 
【3 今週の授業予定】
5月26日【火曜上級サークル】
対象者:昨年度火曜上級コース所属生、その他テキストss2をお持ちの方で受講を希望される方
内容:テキストss2の20課~
 
5月27日【水曜上級サークル】
対象者:昨年度水曜上級サークル所属生で、プリントSalainen Maa、文法プリント(passiivi)をお持ちの方
内容:文法プリントTEHTÄVÄ3.8- and/or Salainen Maa s106-(予定)
 
5月28日【木曜初級】
対象者:昨年度木曜入門コース所属生、その他テキストss1をお持ちの方で復習を希望される方
内容:テキストss1の12課の最初から(「目的語について」:昨年度文法説明は終わっていますが、再度説明します)
 
5月29日【金曜上級】
対象者:昨年度金曜中級コース所属生、その他テキストss2をお持ちの方で復習を希望される方
内容:テキストss2の15課、s93-94のHuomatkaa、その後本文1の読解
 
【4 その他】
①授業は録画予定ですので、今後欠席者からの希望があれば配信できる体制を整えて行くつもりです(大容量データなので配信方法を考慮中です)。
 
②授業へは参加希望だがネット環境が整っておらず参加を見合わせている方のために、コロナウイルス感染が収束の方向に向かえばという条件付きですが、一部授業をフィンランド協会から配信し、そのような方はフィンランド協会へ来訪していただいて授業を受けていただくことを検討中です。
 
③不明な点がありましたら水本までメールでお尋ねください。もちろん授業時にお尋ねいただいても結構です。
 
それでは試行錯誤がしばらくは続くと思いますが、ともかく一歩踏み出してみましょう!

                 授業担当:水本 秀明

【オンライン講座】2020年度フィンランド語学講座がスタートします!

Web会議ツールのZoomを使用し、いよいよ5/26(火)から今年度のフィンランド語学講座がスタートします(水本講師担当クラス)。
スタートに先立ち、まずはZoomに慣れるための補習やイベントが実施され、多くの受講生が参加しました。
実際に手を動かしてZoomの基本的な操作を覚え、オンライン授業のイメージをつかみました。
以下、参加した方の感想です。

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出産して数年は受講できないと思っていたので、家にいながらでも皆さんと顔を合わせて授業を受けられる環境があるのは有難いです。
使い方さえ覚えてしまえば、対面授業とさほど変わりなく勉強できるのではないかと思いました。(Kさん)

第一に年寄りに取っては家で聴講出来ることに大きなメリットを感じました。
特に冬は非常なプラスです。何しろ冬道で転び右手骨折はまだしも、頭を凍った舗装に打ち付けて硬膜下血腫になり、頭蓋骨に穴を開ける手術までしていますから。
授業はやはり対面の方がよくわかるのではないかと言う印象でしたが。(Sさん)

まだ慣れないせいもあり、対面授業よりかなり疲れます。
他の方々の画像や、音声のオンオフなど、画面に出てくるものをまんべんなく追ってしまい、集中できません。普段、自分がいかにぼうっとしてるのかが分かりました。
良い点は、通学の時間をほかのことに使える点です。(Mさん)
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外出するのがむずかしい、会場が遠い、等の理由で通学できない方にも受講のチャンスが増えました。
クラスメートの存在が励みになる、他の方の質問を聞いて理解が深まる、という集合授業の利点もそのままです(画面越しではありますが、思った以上に皆を近くに感じます)。
使用機器やインターネット環境により繋がりにくい場合もあるようですが、セキュリティ面を含め現段階で大きな問題はなく、順調に滑り出しています。
今後さらにシステムの改良が進み、使い勝手が良くなることでしょう。
また、フィンランドからの現地レポートなど、オンラインならではの楽しい企画にも期待大です!


[寄稿] 協会HP担当・フィンランド語初級コース受講  片瀬 昌代さん

salaperäinen partitiivi ミステリアスな「分格」

何の飾り気もない表紙ですが、私にとっては「宝の山」です

「分格」はフィンランド語学習者以外には何のことかわからず、一方、多くの学習者には不可思議で理解が難しい文法格、おそらく外国人学習者にとっては五本の指に入る難しい文法事項でしょう。

たとえばテキストss1の16課、s101(s=sivu「ページ」)の一番下にある文:
Kysyn tä asiaa Liisalta ja sanon sen Pekalle.「私はこのことリーサに尋ね、そしてそれペッカへ言う」
という文の前半の「~を」は単数分格になっていますが、後半の「~を」は単数対格(あるいは文法書によっては単数属格、いずれにせよ-nがサイン)になっています。なぜでしょう?私自身も感覚的にはこの使い分けはだいたい理解できていますが、学習者の方に完全に納得してもらえるようなうまい説明の仕方は思いつきません(特に前半で「なぜ分格を使うのか」について)。

このような分格の謎を解決すべく、寝しなに毎日数ページPartitiivin valinta「分格の選択」という本を読んでいます。著者はMatti Larjavaaraヘルシンキ大学名誉教授。昨年出版されたばかりの本で、ぴったり500ページ。「寝しなに」と書きましたが、正確には、1-2ページ進むと眠くなり、この重たい本が右手からボトンと落ちたら、しおりを挟んでそのまま寝てしまいます。

まだ400ページにやっと到達したところですが、あと4-5回は読み返さなければポイントさえも押さえることができないと思っています。例文は簡単なのですが、解説は少なくとも私にとっては超難解です。(本当は面倒くさいからなのですが)1回目は辞書なしで読み切ってみよう、と考えて枕元に置いたのでなおさらです。

でも「分格の歴史」から始まって、「主語」、「目的語」、「補語」のそれぞれにおいてどのような場面で分格が使われるのか、論理的に説明されていることはよく分かります。この本の内容がしっかり理解できたら、私も「分格の大家」になれそうな気がしますが、何年かかるかは皆目見当がつきません。

etätyö ja etäopetus テレワークと遠隔教育

先週はZoomを使い、火曜から金曜は担当コースの受送信テストとZoomに慣れてもらおうというイベント、加えて木曜に北海道大学の春学期最初の授業がありなかなか大変な1週間でした。火・水にはSiljaが、木曜の北大の授業にはJussiがゲスト参加してくれて大変助かりました。

etätyö「テレワーク」(参考:この語でGoogleに引っかかった件数480万件以上)、etäopetus「遠隔教育」(同350万件以上)などの語頭のetä-はetäisyys(名詞で「遠さ、遠距離」)、etäinen(形容詞で「遠い、遠距離の」)に見られるように、「遠いこと」を表す部分(英語ならtele-でしょうか)、työは「仕事」、opetusは「教育、指導」です。

これから私が担当のコースで本格的に実施しようとしているWeb会議ツールを使った遠隔授業、どうフィンランド語で表現したらよいのでしょうか?「授業」を表すtuntiを後ろにつけたetätuntiという語は通じると思いますが、まだ一般化していないようです(同約6500件)。

Jussi君の意見ですが、verkkotunti「ネット授業」(同約3万件)はどうかということでした。もともと「網」を表すverkkoを前につけた語として、verkko-opetus「Eラーニング(が近いようです)」(同約56万件) 、verkkokurssi「ネット講座(特に自分のスケジュールに合わせて学習できるオンデマンドの授業)」(同約55万件)、verkkoluento「ネット講義」(同約15万件)などがあります。

一方大学での、決まった時間に行うオンライン授業などはetäluento「遠隔講義」(同約2万件)も使えるかな、とのコメントでした。

äitienpäivä (viisitoista vuotta sitten) 母の日(15年前の)

今日は母の日、フィンランド語ではäitienpäivä、äitienはäiti「母」の複数属格(テキストss1の最終27課で履修)、つまり正確には「お母さんたちの日」ということになります。フィンランド、日本を含め世界的には5月の第2日曜日が母の日という国が多いようですね。

古い写真を眺めていたら、15年前の母の日(2005年5月8日)に最も古い友人のJussi Salmela宅にお邪魔していたことに気づきました。何枚かの写真とともにSalmela一家の多忙な「母の日」をレポートします。

日曜日午後1時40分。JussiとSirkka(写真右端)は100mほど隣に住んでいるJussiの両親Antti(残念ながら亡くなってしまいました)と今日の主役でもあるMaija(着飾っています!)を昼食に招待、サラダやオーブン料理などが見えます。Sirkkaは娘のRonjaにもご飯を食べさせなくてはならず大忙しです。私も昼食をご相伴させていただいています。

同日午後3時。今度はMaijaが息子のJussi(MaijaとAnttiの間)の家族、娘(Jussiのお姉さん)のLeaの家族を招待し、母の日のお祝い第1弾スタートです。別なオーブン料理やケーキ、右奥には木の葉型のカレリアパイ(karjalanpiirakka)などが見えます。私も手前の空いている席でご相伴させていただいており、コーヒー右の皿にはこれから食べようするカレリアパイが1つ載っています。その背後の小鉢に入っているのは、カレリアパイのトッピング、卵バター(munavoi)でしょう。小さな子どもたちは腹ごなしに外で遊んでいます。

 

 

同日午後6時、Salmela一家と私は車で30分ほど離れたSirkkaの両親(写真両端、花の隣に座るSirkkaのお母さんはやはり着飾っています)宅で、母の日のお祝い第2弾を迎えています。またまたケーキとカレリアパイ、お菓子類。私は甘いものはそんなに量を食べられないので、ほんのちょっとご相伴といった形ですが、Salmela家のみんなは胃袋をリセットしたかのようにケーキをほおばり、私にもお代わりを勧めます。その後午後8時半から9時頃に帰宅後、皆で夕食を食べたはずです。お腹には大変な、しかしとても楽しい掛け持ちの午後でした。

 

「父の日」isänpäiväは日本を含む多くの国が6月の第3日曜日、一方デンマークを除く北欧諸国とエストニアは11月の第2日曜日、すなわち「母の日」から半年後に祝います。isänはisä「父」の単数属格(ss1の5課で履修)、つまり「(一人の)お父さんの」で、なぜ「お父さんたち(の日)」と複数で表現しないのかが不思議です。

voitonlaukka ギョウジャニンニク(アイヌネギ)

今日は、来週から始まるZoomを使った担当コースのテスト送受信・補習のスケジュール作りや連絡でずっとPCの前にいるので、このブログ欄は小ネタで済ませることにします。ご勘弁を。

ウポポイ(白老町のアイヌ文化復興拠点)の開業が再延長されると新聞紙面に出ていました。個人的にアイヌ刺繍家の方(残念ながら亡くなってしまいましたが)と交流があったり、元アイヌ民族博物館館長の中村齋(いつき)先生がフィンランド協会の重要なメンバーだったりしたので、開業を心待ちにしていたのですが残念です。気持ちもリセットして開業を待つことにします。

北海道ではおなじみの山菜ギョウジャニンニク(学名Allium victorialis)、通称アイヌネギをフィンランド語で何と言うかシリヤに教えてもらいました。voitonlaukkaだそうです。知りませんでした。laukkaは古いゲルマン語系言語からの借用でネギ属の植物のこと(英語ならleek)、voitonはvoitto「勝利」の属格、つまり「勝利の」、「勝利のネギ」というわけです。英語ではギョウジャニンニクはvictory onion(他にAlpine leekなど)と言うそうなので合点がいきました。

畑を貸してもらっている伊達市大滝区で山に入らなくてもアイヌネギが採れる場所を教えてもらったので、コロナ禍がなければ採りに行きたいところなのですが・・・そろそろいいサイズになっているかなあ。

【重要連絡】水本担当各コースの送受信テスト・補習を5月12日よりZoomで行います

受講生の皆さんへ
 
多くの皆さんには小生担当授業に関し遠隔授業での再開に理解を示していただき、また、Zoomのインストール終了の連絡もいただきありがとうございました。週明けからのテスト送受信、(可能であれば)補習・前年度未実施授業消化の準備が整いました。以下の要領でテスト送受信・補習を行います。まずは私も含めて、Zoomの使い方に一緒に慣れていきましょう!
                           授業担当 水本 秀明
 
5月12日(火) 19時半~21時
 【対象者】火曜上級サークル・水曜上級サークル・金曜上級、他テキストss2をお持ちの方で復習を希望する方
 ≪内容≫受信状態の確認・Zoomの操作に慣れる(30分程度)、火曜・金曜コース補習①(ss2の内容を中心とした質問を自由にお寄せください)
 ≪その他≫火・水・金コース所属以外で参加希望の方はできれば前日までに水本までメールでその旨ご連絡ください
 

5月13日(水) 19時半~21時「とにかく参加してみようDAY」
 【対象者】水本担当全コース生、他希望者
 ≪内容≫受信状態の確認・Zoomの操作に慣れる(30分程度)、スライドショー・動画等鑑賞(30分程度、できれば「フィンランドサウナ」and/or「フィンランドの食べ物」といったテーマで)、木曜初級コース補習①(30分程度、前年度の「今日のフレーズ」の復習)
 ≪特記事項≫このイベントにはフィンランド人ゲスト、フィンランド協会役員(今後役員間でもWeb会議ツールを使う可能性が大のため、操作に慣れていただく目的)も招待予定です。イベントの私的な目的は、翌日の小生担当の北大のフィンランド語の授業(70-100名の初回参加を想定)のデモでもあります。皆さんを利用してすみませんが、多くの皆さんが参加した時の受送信状況を確かめたく、奮って参加をお待ちしています!

 

5月14日(木) 19時半~21時
 【対象者】木曜初級コース生、他テキストss1をお持ちで前半(12課くらいまで)の復習を希望される方
 ≪内容≫受信状態の確認・Zoomの操作に慣れる(必要があれば)、木曜初級コース補習②(前年度の「今日のフレーズ」の復習(続き)、ss1の履修したところまでの内容についての自由な質疑応答)
 ≪その他≫木曜初級コース所属以外の方で参加希望の方はできれば前日までに水本までメールでその旨ご連絡ください

 

5月15日(金) 19時半~21時 
 【対象者】金曜上級・火曜上級サークル・水曜上級サークル、他テキストss2をお持ちで同テキストの復習を希望する方
 ≪内容≫受信状態の確認・Zoomの操作に慣れる(必要があれば)、火曜・金曜コース補習②(ss2の内容を中心とした自由な質疑応答)
 ≪その他≫火・水・金コース所属以外で参加希望の方はできれば前日までに水本までメールでその旨ご連絡ください

 

[今後の予定]
以上のテスト・補習が順調に進みましたら、5月20日(水)水曜サークル前年度未実施分授業、21日(木)木曜初級前年度未実施分授業、22日(金)金曜上級前年度未実施分授業を行い、翌週から今年度の第一期の授業をスタート予定です。
 
 
[重要連絡・これまでに寄せられた質問への返答など]
①Zoomインストールに関する私の説明の仕方がまずく、実名をインストール時に行わなければならないと思った方が多かったようです。お名前の入力は、各々の初回参加時になります。
②水本担当遠隔授業による新年度授業参加を希望される方は、上記5月12日~22日のテスト送受信・前年度未実施分授業にできれば最低1回は参加してください。Zoomの使用に慣れることが最も重要ですので、ご自分の所属コースの都合が悪ければ、短時間で良いので授業レベルを気にせず他コースに参加してみてください。
③第三者の割り込みを少しでも防ぐために、各イベントの会議ID・パスワード等は前日に対象者・希望者に連絡します。
④第1期の授業料(および協会年会費)の納入ですが、事務担当者の負担(何度も記帳に行くなど)をできるだけ軽減するために、私の方で振り込みをお願いする期間を指定させていただきたいと思います。振り込みは今しばらくお待ちいただくと同時に、指定期間内の振り込みの協力を改めてお願いします。
⑤今年度の授業開始に当たり、開催曜日の変更は行いません(昨年度と同じ曜日)。開始時間については一部の方から業務多忙のため従前どおり19時からの参加が難しいとお聞きしています。お仕事先からまっすぐ授業会場に向かわれていた方も多いと思うので、15-30分程度の繰り下げを考慮中です。ご意見をお寄せください。
⑥休業期間中の私からの課題(月曜日出題)は今月末まで行う予定です。
 
ご不明な点があれば遠慮なくお尋ねください。皆様良い週末を!

Kevät 2020 – viesti Marjolta 「2020年春 – Marjoからのメッセージ」

2004年8月7日


古い知人のマルヨ・ビステル=マヤラ(Marjo Bister-Majala)から、Kevät 2020「2020年春」というタイトルのメールが来ました。マルヨとご主人のテロ(Tero Majala)は中央フィンランド、ユヴァスキュラ(Jyväskylä)在住で、ともにユヴァスキュラシンフォニーのバイオリニストです。彼らに初めて出会ったのは2000年代に入ってすぐ、フィンランド協会主催の道内での同シンフォニーの演奏会があった時です。その後ユヴァスキュラのお宅に何度か訪問させてもらい、私の親友がいるピルカンマー(Pirkanmaa)地方のルオヴェシ町(Ruovesi)に彼らが別荘を持っていることもあり、2004年にはそちらにも招待してもらいました。初めて会ったときにはたしか小学生だった息子のTuomo君、娘のAinoちゃんもすっかり成長し、Ainoは最近結婚したとか。愛犬のAnskuも残念ながら亡くなってしまいましたが、とても可愛いかったなぁ。いつまでも印象に残る、フィンランドに行けたらぜひまた再会したい人たちのリスト上位に位置する一家です。
 

2018年クリスマス(Marjoより)


メッセージには無人称の構文(主語のない①三人称単数を使った構文(5行目)と②受動態の文(2, 4行目))が多く使われています。前者は木曜初級コースの皆さんも少しずつ親しみつつある構文、②はテキストss2の4課以降学習する文法事項でした。今日はあまりそれ以上の文法については詳述しませんので、ご自分のレベルに合わせて読んでみてください。
 
 
 
Hei, Aki!
Tällaista aikaa eletään.
Meillä oli viimeinen konsertti 11.3. ja sen jälkeen Suomen hallitus kielsi yli 10 henkilön kokoontumisen ja siis koko loppukevään konsertit peruttiin.
Kotona pitää olla, kaupassa saa käydä, jos on terve.
Oletko sinä ollut terveenä?
Ja sinun perhe?

Halaukset täältä! 

やあ、Aki!
このような時(代)を(私たちは)生きています。
私たちは最後のコンサートが3月11日にあって、その後はフィンランド政府が10名以上が集まることを禁じたので、つまり晩春のすべてのコンサートがキャンセルされてしまいました。
家にいなければなりません、店には行ってくることができます、もし健康なら。
あなたは元気な状態ですか?
そしてあなたの家族は?
こちらからハグ(を送ります)。