etätyö ja etäopetus テレワークと遠隔教育
先週はZoomを使い、火曜から金曜は担当コースの受送信テストとZoomに慣れてもらおうというイベント、加えて木曜に北海道大学の春学期最初の授業がありなかなか大変な1週間でした。火・水にはSiljaが、木曜の北大の授業にはJussiがゲスト参加してくれて大変助かりました。
etätyö「テレワーク」(参考:この語でGoogleに引っかかった件数480万件以上)、etäopetus「遠隔教育」(同350万件以上)などの語頭のetä-はetäisyys(名詞で「遠さ、遠距離」)、etäinen(形容詞で「遠い、遠距離の」)に見られるように、「遠いこと」を表す部分(英語ならtele-でしょうか)、työは「仕事」、opetusは「教育、指導」です。
これから私が担当のコースで本格的に実施しようとしているWeb会議ツールを使った遠隔授業、どうフィンランド語で表現したらよいのでしょうか?「授業」を表すtuntiを後ろにつけたetätuntiという語は通じると思いますが、まだ一般化していないようです(同約6500件)。
Jussi君の意見ですが、verkkotunti「ネット授業」(同約3万件)はどうかということでした。もともと「網」を表すverkkoを前につけた語として、verkko-opetus「Eラーニング(が近いようです)」(同約56万件) 、verkkokurssi「ネット講座(特に自分のスケジュールに合わせて学習できるオンデマンドの授業)」(同約55万件)、verkkoluento「ネット講義」(同約15万件)などがあります。
一方大学での、決まった時間に行うオンライン授業などはetäluento「遠隔講義」(同約2万件)も使えるかな、とのコメントでした。