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フィンランド語講座

北海道フィンランド協会

ruostumaton teräs ステンレス(鋼)

春休みに茨城の那珂湊に立ち寄る機会があり、以前投稿したアンコウ鍋を食すことができたのですが、那珂湊にはもう一つ気になるものが…

子供の頃、写真入りの鉄道車両紹介の本の中にカッコいい(と子供心に感じた)ステンレス車両が載っており、いつか乗ってみたいと思っていました。それがこの那珂湊を走っていたのです。昔は茨城交通という名称の私鉄、今はひたちなか海浜鉄道と社名が変わったので、気づきませんでした。

今回車窓から那珂湊駅のはずれに置かれている車両(ケハ601)を偶然見かけたあと、駅構内を大きく迂回して、車輪や台車は外されているものの、昔あこがれたステンレス車両を間近に見ることができました。

那珂湊駅にて

ステンレスはフィンランド語ではruostumaton teräs、最初の語はruostua(「錆びる」)という動詞から作った-mAtOn形容詞(「~することはない」、最近の文法書は「否定分詞」などと紹介されているかもしれません)、後半のteräsは(「鋼」)に相当する語です。長い語なのでrosteriとも口語では言うようですが、どのくらいポピュラーなのかわからないので、今度知り合いに聞いてみようと思っています。

 

(meri)krotti アンコウ(鮟鱇)

アンコウは以前金曜上級サークルで読んだフィンランド語版『津軽』(太宰治著)にも「二 蟹田」で登場する魚です。

「…この町では、いまも昔と変わらず、毎朝、さかなやがリヤカーにさかなを一ぱい積んで、イカ(kalmari)にサバ(makrilli)だじゃあ、アンコウ(krotti)にアオバ(kampela)だじゃあ、スズキ(kuha)にホッケ(meriahven)だじゃあ、と怒っているような大声で叫んで、売り歩いているのである。」
※( )内の訳語は訳者のKai Nieminenによる

でもアンコウの本場は茨城でしょう。春休みに茨城に出かけた際に、那珂湊で念願のアンコウ鍋を食べました。魚市場から離れたところにあるホテルのレストランだったのですが、開店前から数名並んでおり、通常は予約が必要なようでしたが、1名だったおかげか、無事にありつくことができました。

アンコウそのものもおいしかったですが、締めのぞうすいが絶品でした。

 

 

「ニョロニョロ」ツアーに参加しました!

フィンランド語講座受講生の広瀬由美子さんから、氷筍「ニョロニョロ」ツアー参加の感想をいただきました。

氷筍「ニョロニョロ」ツアーに参加してきました。徳舜瞥山の麓にある円山洞窟まで、スノーシューで行く3時間の特別ツアーです。スノーシューは初心者で体力にも不安のある私でしたが、ガイドの藤田さんはじめツアー参加の皆さんが優しく、和気藹々と歩いているうちに、あっという間に到着。それは、思っていた以上にニョロニョロで、ニョロニョロだとしか言いようがなく、ここまで来れて本当によかった!と思いました。歩いた後のご褒美は、直火焼きホットサンド。藤田さん考案の仕掛けに「なるほどなるほど」と感心しつつ、美味しく完食しました。





今回、朝の集合時間(9時)に間に合うか不安だったのと、フィンランド式サウナ&焚き火遊びの前夜祭に惹かれて、 前泊させていただきました。焚き火では、定番のmakkara(ソーセージ) & sinappi(西洋からし、マスタード)を。フィンランド語講座でお世話になっている水本先生も、ここの焚き火が大好きで makkaraを美味しく食べている、という話を聞きながら、私もたくさんいただきました。その後のサウナが、また素晴らしかったです。サウナの柱に、ちょこっと落書きを見つけて、ほっこり。サウナを楽しむフィンランドの留学生さんたちの歓声が聞こえるようでした。

朝早い集合も、洞窟に太陽の光が届くうちに、という配慮から。最後まで藤田さんの細やかな心配りのおかげで、良い経験ができました。ありがとうございました。

【報告記事:広瀬由美子会員、写真提供:藤田隆明理事】


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協会創立50周年記念 駐日フィンランド大使講演会を開催!

北海道フィンランド協会から、イベントのご報告です。

去る3月7日、北海道フィンランド協会設立50周年記念講演会(HIECC北方圏講座)は、駐日フィンランド大使タンヤ・ヤースケライネン閣下を講師にお迎えして、京王プラザホテル札幌にて開催されました。
会場は定員に迫る来場者で賑わい、その約半数を一般の非会員が占めるなど、本講演への高い関心がうかがえました。
講演は、日本そして北海道とフィンランドの友好関係や今後の展望を分かりやすく紹介する興味深い内容でした。
また、質疑の時間では、昨今の国際情勢に関するフィンランドの姿勢に対して、丁寧かつ率直にお答えいただきました。
講演後には大使夫妻を囲み、関係機関代表や当協会役員による夕食会も行われ、交流を深める有意義な機会となりました。

(文責 北海道フィンランド協会専務理事 渡邊政義)

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「フィンランド語日本語辞典が辞書アプリとして使用可能に」

フィンランド語講座担当の水本先生から、フィンランド語日本語辞典辞書アプリのお知らせです。

フィンランド語日本語辞典でおなじみ、トゥルク在住の幡野恒(はたの ひさし)さんよりフィンランド語学習者に朗報です。有料ですが、特にフィンランド語以外の言語も習っているという方にはこのアプリ(WordFinder)便利かもしれませんね。また無料トライアルもあります。幡野さん、早くから情報を頂いていたので、告知が遅れて申し訳ありません。

 北海道フィンランド協会語学講座担当 水本 秀明

【幡野恒さんからの情報抜粋】

この度、フィンランド語日本語辞典第5版とフィンランド語日本語大辞典が、スウェーデンに本社を置くWordFinder Software社より辞書アプリとして使用できるようになりました。
有料ですが私の辞書をネットで利用できるようになります。
サイトは以下の通りで、日本語にも対応しています。

https://www.wordfinder.com/ja/

ホームページ内にある「500冊以上の登録辞書」をクリックすると以下のサイトに飛びます。

https://www.wordfinder.com/ja/wordfinder-unlimited-titles/#/

「原文言語(すべて)」をフィンランド語に設定し、対象言語を「日本語」に設定してください。
両辞書とも書籍として発行したよりも最新のデータを入れております。
第5版が今年の春に5.1版として、大辞典が今年の夏に1.1版としてアップデートしています。
まだまだ、発展途上の辞書なので改良すべきところがありますが、豊富な語彙数と例文を誇れる辞書が引きやすくなった形になりました。
現状に甘えず、辞書の中身を向上し、アップデートをし続けていきたいと思っています。
もし興味があればご利用ください。

幡野恒さん(2016年入門コース)