*

フィンランド語講座

北海道フィンランド協会

サンナ・ヴァールニ「講演会・ピアノワークショップ」「ピアノリサイタル」開催

北海道フィンランド協会から、ピアニスト サンナ・ヴァールニさんの「講演会・ピアノワークショップ」「ピアノリサイタル」開催のお知らせです。

「講演会・ピアノワークショップ」

日時:2025年6月4日(水)
1.講演会:17:00~18:00
2.ピアノワークショップ(個人指導):18:30~21:00(1人15分程度)

場所:コープさっぽろルーシー文化教室
札幌市白石区栄通18丁目5-35
コープさっぽろルーシー店3階 (地下鉄東西線南郷18丁目駅徒歩5分)

締め切り:
1.講演会6月2日(月)
2.ワークショップ6月1日(日)

詳細・申込はこちら
https://life-culture.sapporo.coop/culture/news/detail.html?news_id=4381


「サンナ・ヴァールニ ピアノリサイタル Les Yeux Clos 」

日時:2025年6月7日(土)開演15:00(開場14:30)

場所:渡辺淳一文学館コンサートホールB1F
   札幌市中央区南12条西6丁目414
   ※鴨々川通り沿い/札幌コンサートホール「Kitara」西隣

料金:一般:3,000円 U-25:1,500円
   ※当日受付でのお支払いになります。(現金のみ)

チケットのお申込みはこちらから
   https://forms.gle/iePcs2mqwNAvG4kH6

laulukaskas セミ(蝉)

2022年8月29日知床で

「-s終わりの名詞・形容詞は変化に注意ですよ」と受講生に言っている自分が、(laulu)kaskas(「セミ(蝉)」)の単数属格(「~の」)は-kaskaksenだっけ、それとも-kaskaanだっけとちょっと考えてしまいました。正しい形は後者、この語は単数分格は-kaskasta(たとえば「2匹のセミ」はkaksi (laulu)kaskasta)ですが、その他の単数の格は-kaskaa-、複数の格は-kaskai-からの変化です。

セミの抜け殻の1時間半前にヒグマを見かけました

sinikuusama ハスカップ

先週、1月に着任した東京のフィンランドセンターのJaakko所長と、プロジェクトマネージャーのNinaさんと北海道大学内でランチをしながら歓談する機会がありました。同大学北極域研究センターのJuha Saunavaara先生と、文学院の田中佑実先生との打ち合わせが主で、私は同大学でフィンランド語を非常勤で教えさせていただいている関係での同席でした。

暖かな日中だったこともあり、おいしいハンバーグランチのあと、デザートにアイスクリームかジェラートでも(甘党ではない私は、実のところアイスとジェラートの違いがわからないのですが)ということになり、北海道の牛乳を使ったバニラとハスカップのジェラートを皆注文しました。Juhaに「ハスカップはフィンランド語で?」と尋ねられ、昔調べた覚えがあったのですが、すっかり忘れていることに気づきました。3名のフィンランド人もベリーということしかわかりません。

今は何でも検索できて便利ですね。ジェラートを食べている間、アイヌ語由来のハスカップ(標準和名は「クロミノウグイスカグラ(黒実鶯神楽)」、なぜスイカズラ科スイカズラ属なのにカグラ「神楽」が和名に入っているかも不思議なのですが)はsinikuusamaだとわかりました。

3名のフィンランド人も初めて聞いたベリー名だったようです。「人の名前のようだね。」とはJaakkoさんのコメント。Siniはsininen(「青」)由来の、おそらく日本語だと藍さんとか碧(翠)さんに相当する女性のファーストネームで、kuusamaはスイカズラ科の植物のことです。フィンランドでは動植物を直示する名字はポピュラーなので、Jaakkoさんの耳にはSini Kuusama(さん)のように聞こえたようです。DVV[Digi- ja väestötietovirasto]のHPで検索したところ、わずか20名強ではありますがKuusamaさんが存在することもわかりました。

nauravat nakit タコちゃんウインナー?

GW中は元Turku大学留学生のMikaが来道、5月3日~5日を除いて我が家に滞在していたので、一緒に飲みに行ったり、花見に行ったり、軽登山に出掛けたりと、楽しい時間を過ごせ、かつ、たくさんフィンランド語が使えたので良かったです。

フィンランド人男性らしくそれほど口数の多くはないMikaですが、知らない単語や言い回しをいろいろ教えてくれるので大変勉強になります。

写真は某居酒屋の一品で「鉄板タコちゃ~んラッシュ!」というのですが、通常は「タコちゃんウインナー」とでも言う人が多いでしょうか。

この一品を見たMika、「フィンランド語ではnauravat nakitだよ。」と教えてくれました。nauravatは動詞nauraa(「笑う」) の現在分詞nauravaの複数主格形、nakitはnakki(「ウインナー」)の複数主格形、つまり「笑っているウインナーたち」という意味です。nauravat nakitで画像検索すると、いわゆるタコちゃんウインナー風の写真の他に、マッシュポテトの塊にタコちゃんウインナーの頭を何本も刺してハリネズミ風に仕上げた料理が出てきたりして、ちょっと笑ってしまいました。

フィンランドと北海道を結ぶ ア・カペラコンサート

フィンランド語講座担当水本先生おすすめ、「フィンランドと北海道を結ぶ ア・カペラコンサート」のお知らせです。

(水本先生)
皆さんもよろしかったらお出かけになってはいかがですか?当日券はないので事前申し込みが必要です。

なお、5月23日(金)のフィンランド語講座上級サークルは6月3日(火)に振替となります。

 

初心者対象フィンランド語入門コース 引き続き受講生募集中!

柴田祐子金属工芸展~あなたの「とっておき」のために~開催のお知らせのご案内

フィンランド語講座旧受講生で、北海道フィンランド協会会員の柴田祐子さんから展覧会開催のお知らせです。

(柴田祐子さん)
~「とっておき」を収めるモノをつくりたい。~
それは時にお皿や器となり、好きなお酒を注げば酒器に、おかずやお菓子を盛ればプレートに。指輪や鍵を置くトレイとして使ってもいいし、大切な言葉を書いたカードをそっとしまっておくのもいいかもしれません。
それぞれの“とっておき”をそっと受け止める器となれたら。そして、使っていただけたら嬉しいです。
多くの方々にご来場いただきご高覧いただければ幸いと存じます。

展覧会会場内に掲示予定の製作過程の説明パネルの中で一部フィンランド語に挑戦している箇所があります。
語学講座に通っている時に、水本先生にご指導を受け書いた文章です。
パネルデザインは以前語学講座に通っていた現在協会員の荒木沙織さん(https://linktr.ee/lumikkodesign)が担当してくださいました。



柴田祐子金属工芸展~あなたの「とっておき」のために

2025年5月8日(木)~5月19日(月)火曜日、水曜日は休廊
開場時間 11:00~18:00 ※最終日は17:00まで
GALLERY MoNMA
札幌市中央区旭ケ丘2丁目3-38 電話011-562-1055

連絡先:gamesivas@gmail.com(柴田祐子)
Instagram:https://www.instagram.com/siva48sivas/
website:https://gamegome.info/


<フィンランドに関心のある方へ フィンランド語を習ってみませんか>
4月から初心者向け、フィンランド語講座入門コース(オンラインレッスン)が始まりました。開講後も授業録画でいつでも学習できるので、途中からの受講でも安心です。

フィンランドを知るにはまず、フィンランド語から。

詳しくはこちら→2025年度フィンランド語講座入門コース受講生募集中

Web講演会のご案内

北海道フィンランド協会関東支部より「Web講演会のご案内」です。
元 北大生で当協会とも縁の深いエルッキさんが、大使館フィンランドセンターのWebイベントで講演されます。ぜひご参加ください!

次回の「学術火曜日」は、ゲストスピーカーにラッシラ エルッキ・T博士をお迎えします!

次回の講義では、教育システムと周囲の文化や社会とのつながりを概説します。「教師の仕事には何が普遍的で何が特殊なのか?なぜ国によって才能の評価や育成の仕方が違うのか?」という質問に対する答えを探します。

ラッシラ エルッキ・T博士は、神戸大学大学院人間発達環境学研究科の助教授です。彼の研究は、さまざまな社会文化的文脈における関係性と感情的実践としての教師の仕事、教育における比較の視点、主流教育や教師の考え方に対する挑戦としての英才教育、教育研究における物語的方法論に焦点を当てています。北海道大学文部科学省委託研究生(2013年~2016年)、愛媛大学客員研究員(2020年~2021年)を歴任。アジア太平洋ギフテッド連盟 (APFG) の日本代表を務めています。


日時 : 5月20日(火)午後6時
登壇者: ラッシラ エルッキ・T (神戸大学)
会場: ZOOM
参加登録:
https://sciencetuesday520.peatix.com/

(案内文・写真:フィンランドセンター The Finnish Institute of Japan)

シベリウス生誕160年記念公演 「Kullervo in HOKKAIDO」


フィンランドの作曲家シベリウスの生誕160年記念公演(北海道初演)、チケット発売中です。

 

<フィンランドに関心のある方へ フィンランド語を習ってみませんか>
4月から初心者向け、フィンランド語講座入門コース(オンラインレッスン)が始まりました。開講後も授業録画でいつでも学習できるので、途中からの受講でも安心です。

フィンランドを知るにはまず、フィンランド語から。

詳しくはこちら→2025年度フィンランド語講座入門コース受講生募集中

一緒にフィンランド発祥のスポーツを楽しみましょう!モルック練習プログラム

北海道フィンランド協会からモルック練習プログラムのお知らせです。


一緒にフィンランド発祥のスポーツを楽しみましょう!モルック練習プログラム

  • 日 時:2025年5月3日(土祝)13:00〜16:00
            5月17日(土)13:30〜16:00
            5月31日(土)13:30〜16:00
  • 会 場:中島公園内 自由広場周辺 (のぼりが目印)
    札幌市中島体育センター裏(地下鉄南北線 幌平橋駅徒歩5分)
  • 参加費:会員 無料 (非会員 300円)協力団体は原則無料
  • 申込方法:お名前と連絡先(電話番号かメルアド)を記入のうえ、 下記にお申し込みください。
    ⇒イチカワ 090-8906-1750 E-mail:ich1951@icloud.com

《注意事項》
・参加者で風邪の症状がある方や体温の高い方は参加をご遠慮願います。

北海道フィンランド協会理事 市川 一樹(モルック指導員認定)