sinikuusama ハスカップ
先週、1月に着任した東京のフィンランドセンターのJaakko所長と、プロジェクトマネージャーのNinaさんと北海道大学内でランチをしながら歓談する機会がありました。同大学北極域研究センターのJuha Saunavaara先生と、文学院の田中佑実先生との打ち合わせが主で、私は同大学でフィンランド語を非常勤で教えさせていただいている関係での同席でした。
暖かな日中だったこともあり、おいしいハンバーグランチのあと、デザートにアイスクリームかジェラートでも(甘党ではない私は、実のところアイスとジェラートの違いがわからないのですが)ということになり、北海道の牛乳を使ったバニラとハスカップのジェラートを皆注文しました。Juhaに「ハスカップはフィンランド語で?」と尋ねられ、昔調べた覚えがあったのですが、すっかり忘れていることに気づきました。3名のフィンランド人もベリーということしかわかりません。
今は何でも検索できて便利ですね。ジェラートを食べている間、アイヌ語由来のハスカップ(標準和名は「クロミノウグイスカグラ(黒実鶯神楽)」、なぜスイカズラ科スイカズラ属なのにカグラ「神楽」が和名に入っているかも不思議なのですが)はsinikuusamaだとわかりました。
3名のフィンランド人も初めて聞いたベリー名だったようです。「人の名前のようだね。」とはJaakkoさんのコメント。Siniはsininen(「青」)由来の、おそらく日本語だと藍さんとか碧(翠)さんに相当する女性のファーストネームで、kuusamaはスイカズラ科の植物のことです。フィンランドでは動植物を直示する名字はポピュラーなので、Jaakkoさんの耳にはSini Kuusama(さん)のように聞こえたようです。DVV[Digi- ja väestötietovirasto]のHPで検索したところ、わずか20名強ではありますがKuusamaさんが存在することもわかりました。