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フィンランド語講座

北海道フィンランド協会

佐藤美津子さんのカンテレワンポイントレッスン入門編 第31回

フィンランド語講座旧受講生でカンテレ奏者・指導者 佐藤美津子さんのカンテレワンポイントレッスンのお知らせです。

(佐藤美津子さん)
暫くお休みしていた5弦カンテレ ポイントレッスン を再開しました。
春を楽しみに待つ北国の人たちの気持ちを歌った曲です。とてもほのぼのとした曲で好きな曲の一つです。
たった5音で作られた曲ですが、心にしっとりと響く曲ですね。

『歌詞』
流氷とけて 春風吹いて
ハマナス咲いて カモメも鳴いて
はるか沖ゆく 外国船の
煙もうれし 宗谷の岬
流氷とけて 春風吹いて
ハマナス咲いて カモメも鳴いて

毎回このポイントレッスンではフィンランドのブランド「マリメッコ」の服を着ていますが、今回はもう20年以上も前に購入したけれど余り着る機会の少ないブラウスでした。
透け感のあるモノト-ンのブラウスで大きな黒のウニッコ柄が素敵です。
アクセサリ-はアーリッカの木製のネックレスです。これも余り使用することが少なく今回このブラウスに合わせてみました。

 

カンテレや愛犬ヴァロ君(トイプードル)のお話、料理の紹介など、ブログも好評!

詳しくはこちら→佐藤美津子さんのウェブサイト

homejuusto (白/青)カビチーズ

2022年7月27日北海道新聞朝刊記事

juusto「チーズ」は初級~中級レベルの多くの皆さんの語彙に入っていると思いますが、home「カビ」はまだ語彙に入っていない方も多いと思います。

homejuustoはValio社のAuraに代表されるsinihomejuusto(sini=sininen「青」)とcamembertに代表されるvalkohomejuusto(valko=valkoinen「白」)に大別されるようです。

homeは-e終わりですから、単数属格はhomeen単数分格はhomettaなのに注意です。

と、ここまでは夏休み前、8月2日の初級コースで紹介しましたが、一つ付け加えましょう。カマンベールcamenbertのような外来語の格変化です。フィンランド語は-rtのような子音の連続で語が終わることはないので、そのような際には母音のiをクッションにして格変化させることは中級以上の方なら知識として知っているでしょうから、単数属格はcamenbertin、それを元にして「カマンベール(チーズ)の中に」のように単数内格にしたい場合は、camenbertissaとなります。興味深いのは発音で、単数内格の場合「カメンベルティッサ」のようにフィンランド語得意のローマ字読みすることはせず、原語のフランス語に近い、あるいは日本語にも近い「カマンベーリッサ」のように発音する(少なくとも最後の-tは発音しない)のが一般的なようです。加えて、この-bertの母音はäに近い母音ということもあり、camenbetissä-ssäの語尾を使う形も許されているのが面白いです。

上記のような煩わしさを避けたいのなら、語は長くなりますが、「カマンベール(の)チーズ」、camenbertjuustoあるいはcamenbertinjuustoを使って、「チーズ」juustoの部分を格変化させれば簡単でしょう(単数属格-juuston単数分格-juustoa)。

hyönteinen (昆)虫

先日伊達市大滝区へ畑仕事に行き、朝から晩まで草取りに励んだのですが、油断して半袖で作業していたら、しこたま虫に食われました。

昆虫そのものもhyönteinenと言いますが、昆虫類は-nen終わりのものが多いです。mehiläinen「ミツバチ」、kovakuoriainen「(カブトムシなどの)甲虫類」、perhonen「蝶」、muurahainen「蟻」など、枚挙にいとまがありません。「ムカデ(百足)」に代表される多足類はフィンランド語では大げさなことにtuhatjalkainen、1000(tuhat)の足(jalka)を持つもの、になります。

では写真の「蛾」はフィンランド語で何でしょう?
答えは、yöperhonen、「夜」+「蝶」という発想です。

-nen終わりの語は、数字の10、すなわちkymmenen(単数属格kymmenen、単数分格kymmen複数分格kymmen)を除くと(他の例があればぜひご教示ください)、単数属格は-nen→-sen、単数分格は-nen→-sta/s複数分格は-nen→-sia/sに入れ替えると作ることができるのを再確認しておくと良いと思います。したがって「3匹のミツバチ」はkolme mehiläis、「たくさんの蟻たち」はpaljon muurahaisia(monta muurahaistaもOK)となります。 

ムーミンコミックス展

2020年はムーミン75周年。

2022年まで日本各地でムーミンコミックス展が開催されます。

日本初公開のマンガ原画やスケッチ、約280点が展示されます。

オリジナルグッズ、先行販売の商品などの販売が行われるグッズコーナーもあります。

 

詳しくはこちら→ムーミンコミックス展

あらひろこさんが出演 LIVE情報

フィンランド語講座受講生でフィンランドの伝統楽器「カンテレ」の演奏者・コンポーザー、あらひろこさんが出演するLIVE情報です。


MARI HARP LIVE TOUR 2022 SUMMER HOKKAIDO 6DAYS

 

あらひろこさん 詳しくはこちら→あらひろこさんのウェブサイト

一緒にフィンランド発祥のスポーツを楽しみましょう!モルック練習プログラム

令和4年7月・8月の日程が決まりました。
コロナ感染防止対策を取っての開催となります、ご協力ください。
今年も気軽に参加できるゲームとして普及を目指し、 楽しさ、 技術、 戦略の奥深さを学びながら、各地の大会、 交流会への参加を目標とした活動といたします。
また、今回から北海道大学モルックサークル、札幌医科大学モルック同好会の皆様にもお声掛けをして、にぎやかな練習会にしていきます。
当協会の皆様も一度参加頂ければ、楽しさのとりこになるはずです。
(新型コロナ対策にご協力をお願いいたします。 下記注意事項をご参照ください)


一緒にフィンランド発祥のスポーツを楽しみましょう!モルック練習プログラム

  • 日 時:2022年7月16日(土)13:00〜16:00
            8月27日(土)13:00〜16:00
  • 会 場:中島公園内 自由広場周辺 (のぼりが目印)
    札幌市中島体育センター裏(地下鉄南北線 幌平橋駅徒歩5分)
  • 参加費:会員 無料 (非会員 300円)
  • 申込方法:お名前と連絡先(電話番号かメルアド)を記入のうえ、 下記にお申し込みください。
    ⇒イチカワ 080-2272-5533 E-mail:k.ichikawa @nomura-g.jp

《注意事項》
・参加者はマスク着用をお願いいたします。
・ソーシャル・ディスタンスの確保にご協力をお願いいたします。
・受付時に検温させていただきますが、 風邪の症状がある方や体温の高い方は 参加をご遠慮願います。

北海道フィンランド協会理事 市川 一樹

「第13回ノルディックウォーキング in 旭川」開催

フィンランド語講座担当の水本先生から、「第13回ノルディックウォーキングin旭川」開催のお知らせです。

 

(水本先生)
9月4日(日)、旭川シニアスキークラブ・旭川フィンランド協会共催のノルディックウォーキングイベントにつき、旭川フィンランド協会の速水修会長から情報をいただきました。皆様どうぞ奮ってご参加ください。
詳しくはチラシと参加要項をご覧ください。


第13回ノルディックウォーキング in 旭川

開催要項・申込書

「カンテレとカリンバの夕べ」

フィンランド語講座受講生でフィンランドの伝統楽器「カンテレ」の演奏者・コンポーザー、あらひろこさんが出演するLIVE情報です。


「カンテレとカリンバの夕べ」

  • 日時:2022年8月20日(土) 18:00 open、19:00 start
  • 会場:haru-na-tei函館市杉並町20-41
  • 出演:あらひろこ(カンテレ)、小田桐陽一(カリンバ)
  • 料金:3000円(1drink、ピンチョス付き)
  • ご予約:090-1388-3353(haru-na-tei) kalimba.odagiri@gmail.com(小田桐さん)

 

あらひろこさん 詳しくはこちら→あらひろこさんのウェブサイト

カンテレとうたと絵本の時間

フィンランド語講座受講生でフィンランドの伝統楽器「カンテレ」の演奏者・コンポーザー あらひろこさんと北海道フィンランド協会 カンテレクラブ よこたにかずみさんが出演します。

 

カンテレとうたと絵本の時間

「朗読とカンテレで親しむ宮沢賢治の世界」開催のお知らせ

フィンランド語講座受講生でフィンランドの伝統楽器「カンテレ」の演奏者・コンポーザー、あらひろこさんが出演するLIVE情報です。

朗読とカンテレで親しむ宮沢賢治の世界2022

詳しくはこちら→ 朗読とカンテレで親しむ宮沢賢治の世界2022