hyönteinen (昆)虫
先日伊達市大滝区へ畑仕事に行き、朝から晩まで草取りに励んだのですが、油断して半袖で作業していたら、しこたま虫に食われました。
昆虫そのものもhyönteinenと言いますが、昆虫類は-nen終わりのものが多いです。mehiläinen「ミツバチ」、kovakuoriainen「(カブトムシなどの)甲虫類」、perhonen「蝶」、muurahainen「蟻」など、枚挙にいとまがありません。「ムカデ(百足)」に代表される多足類はフィンランド語では大げさなことにtuhatjalkainen、1000(tuhat)の足(jalka)を持つもの、になります。
では写真の「蛾」はフィンランド語で何でしょう?
答えは、yöperhonen、「夜」+「蝶」という発想です。
-nen終わりの語は、数字の10、すなわちkymmenen(単数属格kymmenen、単数分格kymmentä、複数分格kymmeniä)を除くと(他の例があればぜひご教示ください)、単数属格は-nen→-sen、単数分格は-nen→-sta/stä、複数分格は-nen→-sia/siäに入れ替えると作ることができるのを再確認しておくと良いと思います。したがって「3匹のミツバチ」はkolme mehiläistä、「たくさんの蟻たち」はpaljon muurahaisia(monta muurahaistaもOK)となります。