11月 | 2021 | フィンランド語講座
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フィンランド語講座

北海道フィンランド協会

2021年独立記念日祝賀会をリアル開催!

北海道フィンランド協会 柴田龍会長

年の瀬が押し迫る11月23日、2年ぶりに祝賀会を開催いたしました。コロナのため長らくリアルの集まりができなかったのですが、緊急事態も解除され、ワクチン接種も済み、発症者も激減している状態が続いていたので、思い切ってリアル開催いたしました。それでも入場に際しては体温チェックと手指消毒、さらに各席にパーテーションを設け、料理は個別配膳する等々、万全の対策を採っての開催でした。

参加者は柴田龍会長を始めとして42名と例年より少なめでしたが、フィンランド留学生7名も交え、皆さん久しぶりに会話を楽しんでいただけたと思います。カンテレによるフィンランド国歌演奏、プレゼント交換も楽しみ、きっかり2時間で幕を閉じさせていただきました。では皆さま、よいお年を。

 

北海道フィンランド協会専務理事 柴田 哲史

映画「TOVE トーベ」全国で上映中

フィンランド語講座担当 水本先生から、映画「TOVE トーベ」のお知らせです。

映画『 TOVE/トーベ 』

ムーミン物語の作者トーベ・ヤンソンの1940~50年代の姿を描いた「TOVE トーベ」が10月1日から全国で上映中です。道内は残念ながら札幌狸小路5丁目のサツゲキだけでの上映のようです。映画情報は:
https://eiga.com/movie/94235/

サツゲキの上映情報は:
https://www.sugai-dinos.jp/cinema/sapporo/
からどうぞ。11月11日までは上映しています(以降未定)。

言語は私が気づいた限りは1シーンを除いてスウェーデン語なので、フィンランド語の勉強にはなりませんが、ムーミン物語誕生の背景、意外と知られていないトーベ・ヤンソンの私生活がリアルに描かれています。監督、脚本、撮影が女性のためか、繊細な心理描写やカメラワークに好感が持てました。

 

フィンランド語講座担当 水本秀明

佐藤美津子さんのカンテレワンポイントレッスン入門編 第7回

フィンランド語講座旧受講生でカンテレ奏者・指導者 佐藤美津子さんのカンテレワンポイントレッスンのお知らせです。

佐藤美津子さんのカンテレワンポイントレッスン入門編 第7回

(佐藤美津子さん)
2回程お休みしましたが、今週から再開しましたので興味のある方はご覧になってみて下さいネ。


カンテレや愛犬ヴァロ君(トイプードル)のお話、料理の紹介など、ブログも好評!

詳しくはこちら→佐藤美津子さんのウェブサイト

ensilumi 初雪

tarhaneilikka(11月25日朝)

いよいよ札幌にも雪(lumi)の季節がやってきました。日本気象協会によれば札幌の初雪は今月19日だったそうですが、私がひらひら舞う雪片(lumihiutale)をたくさん見たのは24日、朝我が家の小さな庭がうっすらと雪で覆われていたのが翌25日、そして今日の早朝は霰(rae)やみぞれ(räntä)も降ったようで、家の周りは3-5cmくらいの雪やみぞれに覆われています。

5月の母の日の後、鉢から庭に植え替えられていたカーネーション(neilikka:ナデシコの類)の小さな花がうっすらと雪に覆われた庭で咲いている姿がなんとも不思議でした。ちなみにカーネーションは親孝行の妹から母への贈り物でした。

neilikkaにはスパイスのクローブ(丁子、丁字)の意味もあるので、区別するためにそれぞれ前にtarha(庭)、mauste(スパイス)をつけて、tarhaneilikka、mausteneilikkaとすることもあるようです。

【報告レポート】イベント「みんな大好き!マリメッコ」

フィンランド語講座受講生 中岡 紗恵子さんから、先日行われたイベント「みんな大好き!マリメッコ」の報告レポートです。

令和3年11月3日(水)に今年設立70年を迎えたフィンランドを代表するテキスタイルブランド、マリメッコを“勝手に”お祝い!する会が札幌で開かれたので、私は運営メンバーとして参加しました。
運営スタッフは合計11名。私は春先に運営メンバー募集のチラシをもらい、マリメッコ好きとして参加したい!という気持ちもありましたが、それ以上に協会メンバーの方ともっと仲良くなりたい!という思いでメンバーに応募しました。なぜなら私は札幌から少し離れた場所に住んでいるので、今まで語学講座生という形以外、フィンランド協会の皆さんと関わる機会がなかったからです。
今回私は現地入りをすることができましたが、打ち合わせからオンラインで参加することができたり、当日も遠方から参加してもらえたり・・・そういった気軽に参加できる機会をいただけたことを大変嬉しく思いました。


実はこの企画、山本睦子常任理事と伊藤千織理事の2年越しの企画ということで、会員間の交流促進も目的の一つとされていたようです。
お2人の熱いが伝わり、メンバーそれぞれが得意分野で協力し、素晴らしいチームワークで運営ができました。
そして、伊藤さんのお話は本当に興味深い貴重なもので、ずっと聞いていたい、色んな人に聞いてもらいたい、そんな素敵な内容にあふれていました。

コロナウィルス感染拡大と共に時代は大きく変わり、様々な制約が生まれた昨今でしたが、ご存じの通りテクノロジーのメリットを生かした新たな可能性が生まれました。そして今回のイベントでも、居住地問わず参加者同士が交流できる素晴らしさ、また1人1人の力が合わさることでより素晴らしいものができることを肌で感じることができました。

北海道フィンランド協会の可能性は無限大です。多くの方が様々なご縁で入会した北海道フィンランド協会。今後更に会員の方同士が気軽にフィンランド好きの仲間として楽しみ、交流できるきっかけができると嬉しいです。フィンランドと日本の交流促進に向けて、私も出来ることで協力していきたいと思います。山本さん、伊藤さん、今回素敵な企画を立ててくださり、本当にありがとうございました。

 

北海道フィンランド協会会員(イベントスタッフメンバー)中岡 紗恵子

 

伊藤千織さんについてはこちら→伊藤千織さんのウェブサイト

フィンランド語講座受講終了後も、お仕事でフィンランドに行く前に再度フィンランド語講座を受講して、フィンランド語を忘れないようにしている勉強熱心な山本睦子さん。
山本睦子さんについてはこちら→山本睦子さんのウェブサイト

muki マグ(カップ)

残念ながら作品撮影NGでした

先週末、札幌芸術の森の工芸館に展示されている木曜中級コースの柴田祐子さんの作品を見に行きました。悪天候の夕方でしたが、週末で、コロナ感染状況も少し落ち着いていたこともあってか、晩秋のエリア散策も兼ねてのお客さんが結構いました。

柴田さんの金工も相変わらず素晴らしく、目の保養になっただけでなく、他の芸術家の方のテキスタイル、陶芸、木工、ガラス工芸などの作品、それからさまざまな素材で作られたマグカップの展示「マグカップの森」があり目を引きました。ここでも柴田さん制作の銅製のビアマグに惹かれました。臨時収入が入ったらぜひ自分へのご褒美に購入したいものだと真剣に購入を考えています。展示は来年1月中旬まで行われています。

マグはフィンランド語でmuki、テキストsuomea suomeksi 1のs165にも載っている典型的な借用語です。「典型的」というのは:
①フィンランド語ではgの音で終わる語はなく、またgの音を単独で使うことはない(Helsingissä「ヘルシンキで」のようにngの子音の連続としてはたまに現れますが)ので、英語のgの音はフィンランド語ではだいたいkになっています。他の例としては、「虎」tiger→tiikeri、「ギター」guitar→kitaraなどが挙げられます。
②フィンランド語は子音終わりが多いゲルマン語系の言語から借用する時には母音、特に-iをつけて借用することが多いのです。

愛用のマグ(Marimekkoのhauki「キタカワカマス」)

このような成り立ちから成立したmuki、借用語なので、kpt変化(ここではk:Φ[消える])を起こしません。したがって「マグの」(単数属格)はmukin、「たくさんのマグ」はmonta mukia(単数分格)かpaljon mukeja(複数分格)とkが保持されたままとなります。複数分格形が少し難しいかもしれませんね。

 

krysanteemi 菊

11月3日実施、当協会主催の「みんな大好き!マリメッコ」のイベントが成功裏に終わってほっとしています。当協会では初めてのハイブリッド(対面とオンラインの組み合わせ)イベント、かつ2年越しの企画ということで、担当の理事・応援スタッフの皆さん、お疲れさまでした。

市内中心部の会場に向かう際に地下街オーロラタウンで菊の展示を見ました。コロナ禍のせいで小規模な展示となっていますが、様々な大きさや色、形状をした菊が並んでいる様はなかなか壮観でした。初雪(ensilumi)を待つ季節ですが、まだ秋(syksy)なんだと感じさせてくれる展示でした。

菊はkrysanteemi、後舌母音のa、前舌母音のy、中立母音のeとiが混ざった、「母音調和」に反している語です。このような際には格変化させる際に、ウムラウトのついたäを使うか、ついていないaを使うのかがちょっとした問題になりますが、結論からいうと後者になります。したがって「たくさんの菊」はmonta krysanteemia(単数分格)かpaljon krysanteemeja(複数分格)です。

菊というと、数年前カップルで札幌大学に留学していたEssiとManneが、我が家に遊びに来る前に寄ったスーパーの花屋で、うちの母への土産として白菊を買おうとしてるのを、説明の上思いとどまらせたことを懐かしく思い出しました。

「今年最後のモルック練習会ご報告」

晩秋から初冬を感じる紅葉真っ盛りの中島公園で10月30日(土)、今年最後の練習会を沢山の日差しを浴びながら、開催いたしました。
参加者は12名(協会員3名、一般参加9名(お子さん連れの2組のご家族含む)でコロナ対策を取りながらの実施となりました。

身体をほぐすストレッチの後、簡単なルール説明を行い、その後は実際に体験してもらうため4チームに分けてのチーム戦を行いました。その後は個人の予選リーグ、1~6位、6~12位に分かれての順位戦へと参加者全員に得点と順位を付けました。

1位 森田 雅春:69点
2位 水本 秀明:50点
3位 三上 欧介:45点

この日は終始、穏やかな天候に恵まれ、晩秋のひと時を軽く汗ばむなかでの約3時間の白熱した練習会となりました。参加者の皆様、ありがとうございました。
今年はコロナ禍の非常事態宣言を受けて、予定していた練習会を2度中止、7月1回、10月2回の計3回の開催でした。
来年も冬期の室内練習を含め、練習会を計画していきます。
皆様のご意見もお待ちしています、新たな活動にご協力ください。

北海道フィンランド協会理事 市川 一樹

今年最後のモルック練習会

モルックのルールがわかりやすい歌に

モルックの歌(歌詞付き)mölkkylaulu

フィンランド語講座木曜中級コース受講生 森さちえさんの「【オリジナル改訂ver.1】モルックの歌(歌詞付き)mölkkylaulu」がYouTubeで配信中。

モルックのルールがわかりやすい、モルック初心者にオススメの動画です。
北海道フィンランド協会ではモルック練習会を定期的に行っています。
モルック練習会の前に「【オリジナル改訂ver.1】モルックの歌(歌詞付き)mölkkylaulu」でルールを確認しましょう。


(森さちえさん)
フィンランド発祥の伝統ゲームモルックの歌改訂版Ver.1です。
前回は歌詞が一部間違っていたのと、よりわかりやすい言葉に一言変えて字幕をつけてみました。

聞けばルールがなんとなく分かるかも?!
最近人気のモルックをやってみませんか?!

 

子どもも大人も親子でも【聴いて楽しい♪見て楽しい音楽】を目指すうたとピアノのユニット「Hikari☆S」のInstagram :otonokizuna_hikari_s
https://www.instagram.com/otonokizuna_hikari_s/

 

背景のヒンメリは山本睦子さんの「北欧フィンランドの伝統装飾モビール ヒンメリをつくる/誠文堂新光社」より

山本睦子さんについてはこちら→山本睦子さんのウェブサイト

 

森さちえさんの歌をもっと聴きたい方はこちら→オトノキズナHikari-S

佐藤美津子さん出演「桜木紫乃先生を迎えて」

桜木紫乃先生を迎えて

フィンランド語講座旧受講生でカンテレ奏者・講師の佐藤美津子さんがカンテレを演奏します。

(佐藤美津子さん)
とても楽しみなイベントです。
私は全てオリジナル曲で桜木紫乃先生の『春雷』に彩りを添えます。


桜木紫乃先生を迎えて

  • 日時:2021年11月3日(祝)開演 19:00 開場 18:30
  • 会場:さっぽろ創世スクエア 札幌文化芸術交流センターSCARTS(スカーツ)(札幌市中央区北1条西1丁目6
  • 出演:桜木紫乃(トークライブ)、熊谷百合子(朗読)、佐藤美津子(カンテレ)
  • 料金:全席自由、一般 2,500円、当日券販売 一般 3,000円

詳細はこちら→ 札幌文化芸術交流センター SCARTS イベント