yrtti ハーブ
5月8日の月曜初級コースで紹介。写真はOuluのマーケット広場近くのカフェの看板。筆記体のきれいな飾り文字の看板、上の3つはすべて単数分格形ですが解読できますか?Kahvia(「コーヒー」)、 Teetä(「紅茶」)、 Suklaata(「チョコレート」)です。物質名詞は、看板や包装袋・箱に単数分格形で表示されることが比較的多いです。
入門・初級レベルの方は一番下の語の解読に苦労、あるいは綴りがわかっても意味はご存じないかもしれません。表記はYrttejä(テキストsuomea suomeksi 1の26課で履修の複数分格形)、辞書形はyrttiで「ハーブ」の意味です。
この語を知っていればyrttitee(「ハーブティー」)のような語も語彙に入れることができます。また、国が違えばハーブ、スパイス類の使い方も変わるもので、フィンランド旅行を何度かされた方なら、日本ではあまり使わないtilli(「ディル」)が魚料理(特にサーモン)にはつきものであることに気づかれたと思います。私が9日の授業時に出した例は、フィンランド人はピザにつきもののスパイスとしてオレガノをまず思い浮かべる、というもので、ゲストのフィンランド人2名も賛同してくれました。