Aasian pöly 黄砂
黄砂については何年か前に話題にしたかもしれませんが、また大規模に飛来したようなので、旬の話題として取り上げます。
昨日新年度初めての大学非常勤の授業に出かけましたが、駐車場の黒、赤、青といった色の車には軒並みほこりがはっきりと見えました。通勤途中、普段車の行列がないような場所に車の列ができていましたが、洗車場待ちの車列だとあとで気づきました。
黄砂にはいろいろなフィンランド語が宛てられているようですが、hiekka「砂」を使うことはあまりなく(keltainen「黄色」+hiekka= keltainen hiekkaと表現することは可能ですが)、pöly「ほこり、ちり」を使うことが多いようです。確かに、日本にやってくる黄砂の粒子は、スギ花粉より小さいそうですね。
Aasian pöly「アジアの 埃(文字入力していて「誇り」だったらどれだけよいことか…)」
keltainen pöly「黄色い 埃」
keltainen tuuli「黄色い 風」
ちょっと中国に責任転嫁した表現として、
Kiinan pölymyrsky「中国の 埃(の)嵐」
などが黄砂現象を説明するフィンランド語でした。