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フィンランド語講座

北海道フィンランド協会

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Kriirien kiista 北方領土問題

知床半島羅臼側から望む国後島(2022/8/29)

「今日は✕✕の日」というのを調べるのに一時期凝っていましたが、飽きっぽい私はしばらくそのことから離れていました。

昨日(2月6日)は「風呂の日」、これは分かりやすいですが「海苔の日」でもあるようですね。そして今日は「北方領土の日」、昔は雪まつり会場でよく返還の署名運動を行っていましたが、今はどうなのでしょう。

政治的なことを書く意図は全くなく、「北方領土」、「北方領土問題」をフィンランド語でどう言ったら良いか、そこにだけフォーカスして投稿します。北海道に来るフィンランド人にたまに尋ねられる話題ですので。

「北方領土」と同義ではないのですが、通常「千島列島」はKriirien saaretと複数属格(-ien)+複数主格(-t)で説明します。「島」を表すsaariは複数変化します。「北方領土問題」の「問題」は多くの皆さんが知っているongelmaでも通じるとは思いますが、「紛争」により近いkiistaがよいでしょう。

ちなみに「樺太」はSahalin、耳慣れないフィンランド人も多少はいると思うので、Sahalinin saari「樺太(サハリン)の 島」(こちらの「島」は単数(変化)でOK)と言った方がしっかり通じるかと思います。