epäonnistumisen päivä 失敗の日
なぜ10月13日か、また、どれほどポピュラーなのか確かめていないのですが、2010年から10月13日はフィンランドでは(kansallinen) epäonnistumisen päivä「(国民の)失敗の日」になっているそうです。
失敗を恐れずそれを受け入れる文化の創造、そして、人生のあらゆる分野で失敗から学ぶことができることを再確認する、といったことを目標に学生中心の若い世代が考え出した日のようです。
長靴やケーブル製造から携帯電話の最大手にのし上がり、凋落と我慢の時期を乗り越えて現在でも携帯端末や通信設備分野でがんばっているノキア社のことが思い出されました。
epäonnistumisenは動詞epäonnistua「失敗する」の動名詞epäonnistuminenの属格(「~の」)、epä-は英語だとun-、日本語だと「非~」、「不~」に相当する接頭語です。したがって動詞onnistuaは「成功する」です。テキストsuomea suomeksi 1で勉強されている皆さんは、動名詞については17課で勉強します。
写真はsuomalaisia viisauksia「フィンランドの知恵」から、写真に充てられたことわざはSe on eteenpäin, vaikka nenälleen kaatuu.大意は「鼻から倒れても、前には進んでいる。」
先月のsorkkarauta(バール)に引き続き、ホチキス/ホッチキス(社名由来の名称だそうですね)、あるいはステープラーがフィンランド語で何だったか、また忘れてしまいました。一瞬klemmariという語が浮かんだのですが、写真左にあるようなクリップであることにすぐ気づきました。







先週土曜日、数年ぶりに落語を聞きに行きました。会場へ行く途中で、同じ建物の、1階違いの場所へ向かっているカンテレの先生でもある佐藤美津子さん(フィンランド協会常務理事)とバッタリ出会ってしばし立ち話と、嬉しい驚きもありました。
札幌市白石区に借りている市民農園の区画にキツネが登場。もっとも、もっと市内中心部に近いところでヒグマも出没した札幌ですから、何も驚くことはありませんが。