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フィンランド語講座

北海道フィンランド協会

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フィンランド映画「世界で一番しあわせな食堂」全国で上映

2021年4月から始まるフィンランド語講座入門コース担当の水本先生から、フィンランド映画上映のお知らせです。

世界で一番幸せな国、北欧・フィンランドを舞台に地元の人たちと異国の料理人の出会いを描く心温まる物語

毎年国連が発表している「世界幸福度ランキング」で、2018年から3年連続で1位を獲得しているフィンランドから心温まる新たな“ヒーリング・ムービー”が到着!
舞台はフィンランド北部・ラップランド地方の小さな村。
中国・上海からやって来た料理人チェンが、食堂を経営するフィンランド人女性シルカと出会い、国籍や文化の違いを乗り越え、お互いを家族のように思いやる気持ちが芽生えていく様子を描く。
物語を彩るのは、プロの料理人であるチェンが作る、おいしく見た目も美しい料理の数々。
チェンの料理哲学は、“医食同源”。
医療にも通じる食事を地元の人たちに提供し、健康を気にも留めないフィンランド人たちの体を癒し、心を解きほぐしていく。
料理には国境がなく、時にまったく異質な人たちを結びつける架け橋となる。

本作の監督を務めるのは、フィンランド映画界を代表するミカ・カウリスマキ。
母国の精神性はそのままに、本作で描くのは異文化との出会いと、そこから生まれる喜び。
お互いの文化を尊重しあい、全く異なった世界を受け入れようと努力する人々の姿に、分断に揺れる現代社会に対する監督の強いメッセージが込められている。


(水本先生)
札幌は「シネマフロンティア」(JRタワー)で首都圏同様2月19日から上映、上映期間は3週間程度を予定しているが、上映期間に関してはご確認の上鑑賞にお出かけいただければと思います。
私も自分が2年留学していたラップランドのどの村が舞台なのか、確かめに見に行くのが楽しみです。

 

詳しくはこちら→「世界で一番しあわせな食堂」公式サイト

劇場情報・上映スケジュールはこちら→劇場情報