hammaslääkäri 歯医者 | フィンランド語講座
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hammaslääkäri 歯医者

昨日歯のメンテナンス全2回の第2回目で、2週間ぶりにかかりつけの歯医者に行ってきました。玄関から受付、受付から診察室はドアが開け放たれ、受付前にまず検温、過去2週間に東京・大阪などへの訪問歴や出身者との接触がないかのアンケート、待ち時間に読むラックの雑誌や新聞などが取り除かれていたなど、2週間前よりさらにコロナへの警戒と対策が強まったことがひしひしと感じられました。最も感染の通り道になりやすい口の中を処置してもらうわけですから仕方ないと思いつつも、暗い気持ちになってしまいます。私の歯の方は「横向きに生えている右下の親知らずが虫歯になったら、うちの歯医者ではもう処置できないので、口腔外科行きですよ!」と脅かされて帰ってきました。

hammas「歯」は語源辞典によるとバルト・スラブ族(現在のラトビア・リトアニア人の祖先)の言語からの古い借用と考えられています。mp:mmのkpt変化が関係する変化が難しい語です。同様なバルト・スラブ族からの代表的な借用語としてtuhat「1000」やlaiva「船」があります。

旧教科書Huomenta Suomi「複数主格」のページから

hammas-で始まる複合語として:
hammasharja 歯ブラシ(+「ブラシ」)
hammastahna 歯みがき粉(+「ペースト」)
hammaskivi 歯石(+「石」)
hammassilta ブリッジ(+「橋」!)
hammastikku つまようじ(+「スティック/棒」)
hammassärky 歯痛(+「痛み」)
などを語彙に入れておくと良いでしょう。

「虫歯」ですが、ウィキペディアなどではhammasmätä(+形容詞「腐った」/名詞「腐敗」)やkariesが見出しになっていますが、これは「齲(う)歯」とか「齲(う)蝕」に相当する歯科医の用語のようです。通常はreikä「穴」を使って、reikähammas(留学生Ronja推奨)、 hampaan reikä(「歯の」+「穴」、hampaanreikäの表記も可)と言っているようです。reikäは私が授業でいつも注意を促している「最も難しいkpt変化」すなわちk:Φ(=消える)を持つ名詞で、「穴の中に」はreiässäとなります。

「親知らず」はviisaudenhammas(「賢さ(viisaus)の」+「歯」)、虫歯と並んで悩む人が多い「歯周病」はtuki/kudos/tulehdus(「支え」+「組織」+「炎症」)、医学的にはparodontiittaも使うようです。「パロドンティーッタ」ってなんだかパスタの名前みたいですね。

最後に、医者一般はlääkäriですが、「外科医」はkirurgi、とても発音しずらい語です。