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フィンランド語講座

北海道フィンランド協会

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相原秀起さんの講演「知られざる北方四島の自然」を聴きに行きました

7月6日フィンランド語入門コースで勉強されている相原秀起さんの講演「知られざる北方四島の自然」を聴きに行きました。平日の午後ということで退職世代の方がほとんどでしたが、20名ほどが定員と思われる会場は、補助イスも登場するほどの大盛況でした。

相原さんの話には、長い新聞記者歴と確かな取材に支えられた説得力とユーモアがあり、1時間半強のセミナーはあっという間に過ぎてしまいました。「ラッコと火山の島 択捉」、「シマフクロウの島 国後」、「北太平洋の箱庭 色丹」、「海鳥とトドの楽園 歯舞」という構成も素晴らしく感じられました。現在のロシア情勢を考えると、なかなか訪れるのは難しい北方四島、貴重な動画と画像も満載でした。

相原さんが大黒屋光太夫とエリク・ラクスマン、アダム・ラクスマン親子を追っての30年にも及ぶ取材の集大成が、この秋予定されているエリク・ラクスマンのふるさとサヴォンリンナ訪問だそうです。10月にはその報告会が今回と同じ「道民カレッジ」で開催されますが、北海道フィンランド協会も後援させていただく予定です。今回のセミナー同様、Zoomでの参加が可能かと思われますし、講演のビデオ画像も道民カレッジから頂けそうです。どうぞお楽しみに。

択捉島東端に那智の滝より大きな滝があるとは…