mäkihyppy スキージャンプ | フィンランド語講座
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ビデオ判定室(写真のTom(ドイツ人)はフィンランド人の彼女がいた/いるらしい)

昨日の北海道新聞夕刊には比較的小さく、今日の朝刊にはもう少し大きな記事で1面に載っていたので、道内ではご存知の方も多いと思いますが、札幌での来年1月のワールドカップ女子スキージャンプ、2月の同男子スキージャンプが中止になりました。ワールドカップより格下の大会になりますが、1月のコンチネンタルカップも中止のようです。

ちょうど20年前に副会長の井幡さんにご紹介していただいてから、大会のお手伝いを続けていたのですが本当に残念です。現在の道内でのコロナの感染状況を考えるとやむを得ない決定だとは思いますが。

最近の私の主な仕事は、運転手兼ジャンプ台で計測・データサービスを行っているドイツの会社(ワールドカップ)、オーストリアの会社(コンチネンタルカップ)のスタッフの手伝いをすること。私はドイツ語がまったくできないので(「おはよう」と「ありがとう」と「畜生!」だけは言えます(笑))、かなりブロークンな英語でコミュニケーションしています。今回の大会中止で、私が一年の中で英語を使うほぼ唯一の機会もなくなってしまいました。ジャンプ台や大会本部のホテルでフィンランド人選手・コーチ、役員と会ったときにはもちろんフィンランド語で話をします。

大会後フィンランド女子チーム揃い踏み(今年の1月13日)

現在スキージャンプの国際大会の(最近では国内大会も)飛距離判定はビデオで行っていますので、飛距離測定員は数m毎に着地地点に配置されていますが、ビデオ飛距離が優先されています。この飛距離点にアプローチの長さ(ゲートファクター)、そして重要な風の状況(ウインドファクター)、飛型審判員の得点などが加味されて総得点や順位が決まるので、外国から持ち込まれる機材の量も合計で数トン単位になります。

試合の最中には私は生でアスリートのジャンプを見ることができず、資格を持ったビデオ飛距離判定スタッフの横でパソコンの画面を通して着地の状態を見ています。そのため飛距離や順位を他の誰よりも先に知ることができるのが慰めです。

いつもはこのスキージャンプの手伝いのためにフィンランド語の授業を休講にしたり、代講を頼んだりと、やりくりがなかなか大変なのですが、来年の頭は割り切って語学の指導に集中しようと思っています。