国際映画祭受賞作品「サーミの血」上映会開催
北欧スウェーデンを舞台に少数民族サーミ人の少女が、差別や困難に立ち向かいながら生きる姿を描いたドラマ「サーミの血」の上映会(札幌映画サークル)が開催されます。
「サーミの血」は2016年東京国際映画祭で審査委員特別賞と最優秀女優賞をダブル受賞、その他世界各地の国際映画祭でも高く評価された作品です。
4月開講のフィンランド語講座入門コース担当の水本先生は、フィンランド留学時に少数民族サーミの研究をされていました。
なお、フィンランド語講座初級コース受講中のこうの ちえさんからサーミに関する情報をいただいたので、興味のある方は下記を参照願います。
「サーミの血」(同時上映「八十五年ぶりの帰還 アイヌ遺骨 杵臼コタンへ」)上映会
- 上映会:2019年3月23日(土)
- 会場:札幌プラザ2・5(札幌市中央区南2条西5丁目狸小路5丁目アーケード内)
- 料金:一般1,000円(当日 1,300円)、60歳以上/障がい者1,000円(当日 1,000円)、学生500円(当日 500円)(要)学生証・障がい者手帳提示
詳しくはこちら→
少数民族サーミに興味のある方へ(こうの ちえさん)
この映画の時代から、サーミの状況は、北欧各国それぞれに大きく変化しています。
現在のサーミの状況について知りたい方に。
小内透著『北欧サーミの復権と現状―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドを対象にして (先住民族の社会学)』(2018年)
また、サーミ語は、フィンランド語と同じウラル語族に属する言語です。
これを機会に、サーミの言語やフィンランド語の成り立ちなどに興味を持たれた方に。
吉田欣吾著『「言の葉」のフィンランド―言語地域研究序論』(2008年)