Soul ソウル
もうGWが終わったのに、3月末の春休みの旅報告の収束を行っていませんでした。ソウルは言わずと知れた韓国(正式にはKorean tasavalta、通称Etelä-Korea)の首都。私はソウルは3度目ですが、ソウルの街自体はほとんど見たことがなかったので、今回は3泊して、全州の文(Mun)さんに勧められたポイントをいろいろと回ってきました。特に印象に残っているのが、ソウル市内ではないのですが、ソウルから車で1時間ほどで訪れることができるオドゥサン(烏頭山)統一展望台です。イムジン河(臨津江)の向こう、2㎞先には、双眼鏡を使わなくても北朝鮮(正式にはKorean demokraattinen kansantasavalta、通称Pohjois-Korea)の地と集落がはっきり見えます。
公共交通機関を使っても行けるようですが、今回はソウル在住の知人の李(Lee)さんにお世話になりました。李さんは午前中はタクシー運転手、午後は得意のドイツ語を使ってスポーツ選手のプロモーションなどを行う忙しい二重生活を送っているようです。冬はおおむね年1回ペースで札幌にスキージャンプの国際大会の飛形審判員として来てくれます。文さんに比べると無骨な感じの人という印象だったのですが、「ドイツのお客さんが来ると必ずここ(統一展望台)へ連れてくるんだよね。彼らも同じような歴史を経験しているからね。」と語ってくれたこと、格好いいタクシーを運転する彼にカメラを向けると満面の笑みでポーズをとってくれたのが忘れられません。
ソウルは英語ではSeoulと表記すると思いますが、フィンランド語は発音に忠実にSoulと表記することが多いです。外国の地名でフィンランド語ではめったに終わらない子音のl終わりですから、後ろに母音のiをつけて、Souliin「ソウルへ」, Soulissa「ソウルに/で」, Soulista「ソウルから」のように格変化させます。
ハイ、春休みの旅報告終了です。機会があればGW前半の旅報告もと思っています。