nukke 人形
-e終わりの名詞・形容詞の単数の格変化(分格を除く)は通常-ee+格語尾(例:huone「部屋」、単数分格はhuone-ttaだが、単数属格はhuonee-n)ですが、nukke「人形」はeを伸ばしての格変化にならない珍しい例です。ただしkk:kのkpt変化があるので、単数属格はnuken、単数分格は nukkea、比較的よく使う複数分格はnukkejaとなります。
同様な変化をする-e終わりにはkolme「3」(単数分格はkolmea、単数属格はkolmen)、itse「自身」(単数分格はitseä、単数属格はitsen)、他にAnneやJanneのようなファーストネームがあります。
「指人形」はsorminukke。写真の指人形は友人Jussiの住むRuovesiのバスターミナル内で、地元の人が作った手芸品を扱う販売所で購入しました。1つ2ユーロだったと思います。かまぼこ型の白樺の木に串を指した「飾り台」も一緒に売っていましたが、荷物になるのでこちらは帰国してから100円ショップでおあつらえ向きの飾り台を購入しました。