toivoton tapaus しょうもない奴 | フィンランド語講座
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toivoton tapaus しょうもない奴

現在水曜・金曜サークルの文法の復習に使っているHarjoitus tekee mestarin(文字通りは「練習が名人(mestari)を作る」)は大変良い教材で、平易で参考になる例文も多いのですが、著者の好みなのか、マニアックな、あるいは妙にひねくれた文章がたまに出てきます。

toivoton tapausはこれも文字通りは「望みのない出来事/状況」ですが、人間に関して使うと「しょうもない奴」の意味だと、JussiとJulianaが教えてくれました。先日Siljaに会った時にこの言い回しを話題に出して、具体的な例を求めたところ、「パチンコで大負けしたから『もうやめた』と言っていたのに、次の日には何事もなかったかのように打っているような奴」とすごくわかりやすい例を出してくれました。まさに「しょうもない奴」です。

toivoton tapausが話題になった授業では、ゲストの2名はuusavuton(uus=uusi「新しい」+avuton「救いのない」)という面白い言葉も教えてくれました。それまで過保護に育てられ、親がすべてをやってきたおかげで、18歳になって独り立ち(フィンランドでは18歳が成人年齢)したときに、料理、洗濯など全くできない人のことだそうです。そういう2名が同居するとuusavuton nuoripari(若いカップル)になります。シリヤによれば、上記のような使い方の他に、年配の人が自分の価値観で「この若者は✕✕もできない人だ」的な、少々上から目線の使い方をすることもあるとのことです、「今どきの若者は✕✕もできないのか」の「今どきの若者」に近い表現ですね。