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フィンランド語講座

北海道フィンランド協会

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Sokerittomia, sitruunan- ja vadelmanmakuisia salmiakkilakritsipastilleja シュガーレス、レモンとラズベリー味のサルミアッキ・リコリスドロップ

ヘルシンキ、テロ・サロマ―さんと奥様の雅子さんのお店「ノルディス」のネットショップで買い物をしたら、テロさんは色々と興味深い製品をおまけしてくれました。

私が今はまっているのは、写真のFazar社のサルミアッキ。3年前にフィンランドに行ったときには見かけなかったので新しい商品だと思います。箱の上下部分のピンクが印象的。今日現在、おまけで送っていただいた2箱のうち1箱半が私のお腹の中に収納済み。

この商品の名称はタイトルの通り(長い!)。フィンランド語学習者には勉強になる語彙、文法が満載です。含まれている名詞・形容詞を抽出すると:
-sokeri(砂糖)→sokeriton(形容詞「砂糖なしの」)・・・-ton/tönは「~なしの(英語:-less)」のサイン←テキストss2のkpl19 で学習
-sitruuna(レモン)
-vadelma(ラズベリー[ヨーロッパキイチゴ])
-maku(味、風味)→~makuinen(形容詞「~味の、風味の」)・・・~部分は属格(-n)になります
-salmiakki(サルミアッキ)
-lakritsi(lakritsaという形もあり、リコリス、甘草)
-pastilli(ドロップ、トローチ)

そしてドロップ、トローチは、食べ物なので通常は単数分格形になるのですが、「一粒、二粒…」と数えられ、かつ、箱の中の粒数は「不定の複数」なので、sokeriton, ~makuinenという修飾語(形容詞)とも併せて、pastillejaという「複数分格」(ss1の26課で学習)に格変化しています。

些細なことですが、vadelma-sitruunaのように結ばれる要素AとBが対等な関係であれば、ハイフンの両側にはスペースを入れませんが、sitruunanmakuisia ja vadelmanmakuisia「レモン味とラズベリー味の」のようにA~とB~の共通部分(ここではmakuisia)の前半を省略する場合はsitruunan– ja vadelmanmakuisiaのようにハイフンの後ろに半角スペースが入ります。