kiitosとihana
札幌市内を注意して見てみると、あちこちでフィンランド語を目にします。
今はフィンランド語の名前がついた雑誌も出版されているのですね。
「kiitos.」
フィンランド航空の機内誌ではありません。
「ihana」
昼休憩の際に、たまたま入ったコンビニで見つけました。
札幌市内を注意して見てみると、あちこちでフィンランド語を目にします。
今はフィンランド語の名前がついた雑誌も出版されているのですね。
「kiitos.」
フィンランド航空の機内誌ではありません。
「ihana」
昼休憩の際に、たまたま入ったコンビニで見つけました。
2017年6月15日北海道神宮例大祭の奉納行事として古武道の奉納演武が行われ、水本先生も参加されました。
古武道各流派団体による公開演武奉納は毎年行われており、水本先生は「古法諸新流武術」(宮本武蔵の二天一流剣術)に所属しています。
今年は雨のため本殿の中での開催でしたが、厳かな雰囲気に包まれ、「神様の前で披露できてよかった」という声も聞かれました。
古武道演武は毎年北海道神宮例大祭時に行われているそうなので、見逃した方は来年ご覧下さい。
その他帰国した留学生はカトリ・パーナネンさん、トゥーリッキ・プオミネンさん、ミロ・ラークソネン、ミカ・グロンロースさんです。
語学講座使用テキストで紹介している、フィンランド語日本語辞典を編纂された幡野恒さんが入門講座を訪れ、辞典の内容についての説明や生徒さん達の質問に答えてくださいました。
幡野さんはフィンランドトゥルク市在住、15年以上フィンランド語を研究されており、現在フィンランド語日本語辞典(第4版)が発刊されています。
今回はお仕事も兼ねて奥様と日本に帰省中、メールでのやりとりだけだった水本先生と初めてのご対面でした。
今の時期、北海道は湿度が低めなのですがトゥルク市の方が湿度が低く、日差しが強いそうです。冬は気温マイナス21度ぐらいでかなり寒いのですが、昔はマイナス27度だったそうで、地球温暖化の影響をうけているようですね。
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6月18日伊達市大滝区で夏至祭 in 大滝 2016(JUHANNUSJUHLA OOTAKISSA 2016)が行われました。 今年もフィンランドからの留学生や札幌在住のフィンランド人、フィンランド語講座受講生らが多数参加し、楽しい時間を過ごしました。
フィンランド語初級講座を受講中のヒロセさんが夏至祭の様子を写真付きでレポートしてくれたので、内容を下にまとめました。
留学生のJohanna Korhonen(ヨハンナ・コルホネン)さんによると、「Juhannusで最も大事なものは料理」だそうで、土の中で焼いた肉や焚き火の熱で焼くディルバターのサーモンなど、本格的なフィンランド料理に皆さん大盛り上がり。
夜は焚き火を囲んで談笑したり、mölkky(ボーリングに似ているゲーム)をしたり、フィンランド式サウナに入ったり(湖には入っていません)、楽しい夏至祭だったそうです。ちなみに日本人の感覚で早起きするとフィンランドの方々に叱られますので気をつけましょう。Juhannusは夜も朝も遅いようです。
こちらはヒロセさんがJuhannus(夏至)をイメージして描いてくれたカード。漫画の背景を描くお仕事をしているそうです。さすが上手ですね。
ロシアで開催されているアイスホッケー世界選手権。
フィンランドは5年ぶり3度目の金メダル獲得を目指し、本日の20:45(フィンランド時間)よりカナダとの決勝戦に臨みます。
2011年スロバキア大会では、凱旋帰国する選手たちが乗った旅客機をフィンランド空軍の軍用機(F/A-18ホーネット)がエスコートするなど、フィンランド国内は大いに盛り上がりました。
フィンランドは予選リーグでは7戦7勝。同じグループのカナダに対しては完封勝ちしています。
対するカナダも予選リーグ7試合中3試合で完封勝ちした他、準々決勝ではスウェーデンをも無失点に抑え込んでいます。
何よりも過去25回の優勝を誇る強豪国です。
明日の朝、私たちが目を覚ます頃には結果が分かっていることでしょう。
決勝戦でカナダと対戦するのは2007年大会以来。この時の開催国も今回と同じロシアでした。
カナダの連覇阻止、そして是非とも9年前の『借り』を返してほしいものです。
2016年4月14日
北海道大学で非常勤講師として指導させていただくようになって10年、さあ11年目のスタートです。
北大の入門講座は「フィンランド語入門:be動詞だけで多彩な表現を」というのが正式名称ですが、この「be動詞だけで」というくだりに惹かれて(騙されて?)受講しようという生徒も多いようです。
初日の14日は、70名の受講者がありました。Juha君とSiljaさんにゲストとして来ていただいて、オリエンテーションのあとフィンランド語の文字と発音のしくみについて説明し、皆でSatu meni saunaan「サトゥちゃんサウナに行きました」を歌いました。
抽選科目なので来週からは定員の30名で授業ということになりそうです。幸か不幸か抽選に通った皆さん、学期末までともにフィンランド語の世界を体感しましょう!
2016年4月12日
見学者3名を含む22名で入門講座が始まりました。昨年同様盛況なのは嬉しいですが、男性が1名だけなのにはちょっとびっくり。
今日はユハ(Juha)さん、シリヤ(Silja)さん、ヨハンナ(Johanna)さんにゲストに来ていただき、
1)フィンランド語の文字と発音のしくみを学び
2)みんなで歌を一曲(Satu meni saunaan「サトゥちゃんサウナへ行きました」)歌いました
今後もしばらくは新規受講生を募集しますので、(特に男性の方)奮ってご参加ください!
2016年3月31日
昨日の「上級サークル」ではvalita「選ぶ」という動詞の便利さ、そしてより生き生きとするフィンランド語表現にするためのスパイスとなるような一語を学びました。
「なぜ北海道大学(Hokkaidon yliopisto)に留学したのですか?」、「なぜ(春休み中に旅行先として)京都に行ってきたのですか?」を尋ねる時、「なぜ北海道(大学)を選んだのですか?」、「なぜ京都を(旅行先として)選んだのですか?」と言えば動詞valitaを使って比較的簡単に言うことができます。
Miksi (sinä) valitsit Hokkaidon?
Miksi (sinä) valitsit Kioton?
です。おのおの最後の-nは「~を」のサインです。京都は「母音調和」のためにフィンランド語ではKyotoとなりません(「母音調和」は授業で、あるいは機会があればまたこのブログで取り上げたいと思います)。
ここからはユハ君のコメント。「(他でもない、まさに)北海道を(選んだ)」、「(東京でも大阪でもなく)京都を(選んだ)」というニュアンスを出したかったら副詞juuriを加えて、
Miksi (sinä) valitsit juuri Hokkaidon?
Miksi (sinä) valitsit juuri Kioton?
がより良いとのことでした。全く同感です。この一語で質問がとても生き生きとしたものになると思います。