「フィンランドの子どもの育ちと教育、暮らし」講演会
北海道フィンランド協会の主催・後援行事ではありませんが、チラシにあるようなイベントが今月24日に開催されます。私はテーマそのものにそれほど関心はないのですが、講師が日本フィンランド協会編の「日本語フィンランド語辞典」の編纂者の一人ということで、どういう方か、ちょっと興味があるので参加の申し込みしました。申し込みは20日(金)までです。
北海道フィンランド協会の主催・後援行事ではありませんが、チラシにあるようなイベントが今月24日に開催されます。私はテーマそのものにそれほど関心はないのですが、講師が日本フィンランド協会編の「日本語フィンランド語辞典」の編纂者の一人ということで、どういう方か、ちょっと興味があるので参加の申し込みしました。申し込みは20日(金)までです。
火曜中級コースで勉強されている9名の方が、入門~初級用テキストHyvin menee 1(「調子いいよ1」)を4月24日修了されました(2名の方が所用のため欠席)。Onneksi olkoon!
多くの方が、入門・初級クラスでの2年間の勉強と、今年度に入ってからの3回の中級コースでの授業(計83回)で一つのテキストを修了させたことになります。このテキストはフィンランド在住の外国人向けのテキストなので、指導する側としてもなかなか使いにくいテキストでしたが、昨年度の卒業生(現在上級コースで学ばれている皆さん)に続いて修了者を出すことができ、大変うれしく思っています。
GW後は新テキストsuomea suomeksi 1の21課から再スタートです。こちらのテキストは途中からということもあり、2018年中の修了を目指します。
授業には6名のフィンランド人ゲストが駆けつけ、修了者を祝福するとともに、修了証授与後の茶話会で受講者と交流を深めました。
フィンランド語入門コースの会場を、フィンランド協会事務局(最寄駅:地下鉄南北線中島公園駅、「会場案内」に地図があります)に4回目の授業(4月28日)から変更します。
現在の会場(かでる2・7)の方が通学に便利な方が多く、そのような方々にはご迷惑をおかけしますが、15名以下の生徒数の場合は可能な限り協会事務局での授業を行うことになっており、また、会場費節約の面からも会場変更を決めました。
フィンランド協会事務局はJR・地下鉄東西線などで通われる方には少々不便ですが、地下鉄駅から徒歩1分の場所にありますので、悪天候の際などは雨雪の影響をほとんど受けず便利です。また事務局にはフィンランド関連書籍・DVDなどが揃っており、貸し出しも行っています。どうぞご利用ください。
これに合わせて、入門コース後に行っている土曜サークル(中・上級者対象、テキストsuomea suomeksi 2の読解が中心)の会場も協会事務局に変更します。
片瀬康勝先生(当協会理事)の入門コースが7日(土)スタートしました。女性10名、男性2名の12名に加え、見学の方1名、他コース受講中で復習と見学を兼ねて参加された方3名の参加がありました。また授業にはアシスタントとして、北大現代日本学プログラム(現プロ)のシリヤさんが参加してくれました。
初回の授業ではオリエンテーションに続き、アルファベットや発音の仕方を中心に説明が行われました。最初はシリヤさんの後にやや緊張気味、小さめの声で発音されていた方も、片瀬先生の促しを受け、次第に大きな声を出してシリヤさんの発音を繰り返していました。「シリヤさんの名前の綴りを教えてください」、「巻き舌をうまく発音するコツは?」といった要望や質問も飛び出し、あっという間に一時間半の初回授業が終了しました。
夏頃までは途中からの受講が可能ですので、どうぞ奮って受講なさってください。必要に応じて、スムースに授業に入っていけるよう、無料の補習を受けてから受講開始することもできます。
2016年4月14日
北海道大学で非常勤講師として指導させていただくようになって10年、さあ11年目のスタートです。
北大の入門講座は「フィンランド語入門:be動詞だけで多彩な表現を」というのが正式名称ですが、この「be動詞だけで」というくだりに惹かれて(騙されて?)受講しようという生徒も多いようです。
初日の14日は、70名の受講者がありました。Juha君とSiljaさんにゲストとして来ていただいて、オリエンテーションのあとフィンランド語の文字と発音のしくみについて説明し、皆でSatu meni saunaan「サトゥちゃんサウナに行きました」を歌いました。
抽選科目なので来週からは定員の30名で授業ということになりそうです。幸か不幸か抽選に通った皆さん、学期末までともにフィンランド語の世界を体感しましょう!
2016年4月12日
見学者3名を含む22名で入門講座が始まりました。昨年同様盛況なのは嬉しいですが、男性が1名だけなのにはちょっとびっくり。
今日はユハ(Juha)さん、シリヤ(Silja)さん、ヨハンナ(Johanna)さんにゲストに来ていただき、
1)フィンランド語の文字と発音のしくみを学び
2)みんなで歌を一曲(Satu meni saunaan「サトゥちゃんサウナへ行きました」)歌いました
今後もしばらくは新規受講生を募集しますので、(特に男性の方)奮ってご参加ください!
2016年3月23日
火曜上級講座で勉強されている7名が、22日、中・上級用テキストsuomea suomeksi 2「フィンランド語をフィンランド語で2」を修了され、おおむね4年間かけてフィンランド語の主要文法の学習を終え、卒業されました。
この日はテキストの最終25課を1時間程度で終了し、その後ゲストの川上セイヤさん、Juhaさん、Siljaさんが修了証と記念品を授与しました。Chieさん、Naoさん、Wakakoさん、Kazuki君、Seikoさん、Reikoさん、Izumiさん、本当におめでとうございます。また、一区切りの卒業とはいえ、多くの皆さんが語学サークル等で引き続き勉強を続けたいとのこと、うれしく思います。
修了式後はアルコールありの懇親会となり、Chieさん製作のlaskiaispulla(先月の「料理セミナー」でレシピをマスターしたもの)、Kazuki君製作のケーキもテーブルを賑わわせ、卒業生はこれまでの努力をお互い労い、ゲストとも楽しく歓談しました。
2015年10月3日
Janne Tikkanen (ヤンネ・ティッカネン)
Tuulikki Puominen (トゥーリッキ・プオミネン)
Miro Laaksonen (ミロ・ラークソネン)
Johanna Korhonen (ヨハンナ・コルホネン)
フィンランドの大学からこの秋北海道大学に留学予定の5名のうち4名とコンタクトがとれました。全員今週授業に来てくれました。
-nenはフィンランド人の苗字の代表的な語尾で、よくその意味を尋ねられます。その際は「『~ちゃん』に相当する、小さい、かわいいといったニュアンスをもつ縮小辞(指小辞)です。」と説明しています。
一例は:
poika「少年」→poikanen「小さな、かわいい坊や」(poikanenは「おたまじゃくし」の意味もあり)です。
では-nenの前の部分は? tikkaは「キツツキ」なのでJanne君の苗字は「小キツツキ」、puomiは「柵、横木、往来止め」(踏切で下りてくるバーのようなイメージです)Tuulikkiさんは「横木ちゃん」かな。laaksoは「谷」なので、Miro君はズバリ「小谷」君、korhoは辞書には載っておらず語源は諸説あるのですが、Johannaさん本人も語っていたように、「耳の聞こえの悪い人」というのが有力な説の一つです。Mykkänenという苗字(mykkäは「口がきけない人」)もあるようにこの語源は特にフィンランドの苗字では驚くべきものではないですが、特筆すべきはKorhonenはフィンランドで最も多い苗字です。2009年にそれまで第一位だったVirtanen(virtaは「流れ」)を抜いて一位に躍り出ました。ということで、Korhonenはフィンランドの「佐藤」さんということになります。