ブログ | フィンランド語講座
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フィンランド語講座

北海道フィンランド協会

Helvetinlaakso 地獄谷

月曜日留学生のJussiと来道中のご両親、北大現プロ(現代日本学プログラム)で勉強するSilja, Netta, Julianaと洞爺湖、登別温泉方面へ出かけてきました。

少し元気なく煙を上げる昭和新山に比べ、あちらこちらから煙が上がっている登別の地獄谷の景色は、火山がないフィンランドから初来日のJussiのご両親には印象的な風景だったようです。

Heletinlaakso (登別)地獄谷にて

Heletinlaakso (登別)地獄谷にて

「地獄」はフィンランド語でhelvetti、「谷」はlaakso、「地獄谷」は「地獄」をhelvetin「地獄の」と属格にして(kpt変化に注意!)の複合語Helvetinlaaksoが良いようです。

翌火曜日は余市のニッカウヰスキーの北海道工場他へ行ってましたが、その報告はまた後日。

土曜入門コースを正式開講します

現在新規受講再募集中で4月7日開講予定のフィンランド語入門コースですが、おおむね最少催行人数の8名を超える申し込みがありましたので正式に開講します。

土曜日夕方の開講は今までほとんど行ったことがなかったので、新規受講生の集まり具合が心配だったのですが、この語学講座HPと「お問い合わせフォーム」経由で結構な申し込みがあり一安心です。

北海道で定期的に一般向けのフィンランド語入門講座を行っている場は他にないので、受講者の皆さん、受講の動機や目的はさまざまかと思いますが、できればまず1年間勉強を続けてみてください。在札のフィンランド人たちと共に応援しています。

毎年夏休み頃までは新規受講者がついていける内容とペース、フォロー(スムースに中途受講ができるための補習など)を行っていますので、開講以降このフィンランド語入門コースコースの存在を知った皆さん、一緒にこのユニークな言語の学習に取り組んでみませんか?

Jussi君のご両親が水曜サークル訪問

熱心に授業の手伝いに来てくれている北大日本語・日本文化研究生のJussi君が、休暇で札幌滞在中のお母さんのSoileさん、お父さんのTimoさんを授業に連れてきてくれました。左からJussi, Soile, Timo

ヘルシンキの人は若者でなくてもしゃべりが早いですね。生年月日などを早口でおっしゃるのを皆苦労して聞き取っていました。お父さんの職業はkuorma-autonkuljettaja(トラックの運転手)、お母さんはkirjapainon jälkikäsittelijä(印刷所/製本所勤務)と大変長い職業名ですが、このjälkikäsittelijäは説明が大変難しい言葉です。印刷物が届いてから、裁断、製本までを行う仕事とのこと。ぴったりくる日本語の職業名はありますかね。DSC04855

受講生は、Jussiが子どもの頃手のかからないおとなしい良い子であったこと、高校時代の日本留学(千葉県船橋市)に続いて北大留学を果たしたJussiを誇りに思うし、幸せに感じている、というご両親の話にうなずいていました。

noidannuoli「魔法使いの矢」ってどんな病気?

2年前(2016/3/28)に同じタイトルで「Juha君が悩まされてるnoidannuoliって何でしょう?」とこのブログ欄に投稿したものの、答えを提示せずにいたことに気づきました。

noidannuoliは「ギックリ腰」、複合語の前半部分noidanの辞書形noitaは「魔法使い、魔女、シャーマン」の意味、後半のnuoli「矢」はnuori「若い」(形容詞)と間違えやすい/間違えられやすい(特に巻き舌が不完全な方!)ので注意です。

答えに2年かかった割には大した種明かしではなかったですが、個人的にはすっきりしました。他の言語では「ギックリ腰」はどう言うのかちょっと興味が湧きました。

真狩へ Makkariin!

先週の大滝行の帰路、Siljaから真狩行きの希望が出ました。真狩村は演歌歌手細川たかしの出身地として知られる村。しかし村には用事はなく、村境の道標を見るだけで十分とのこと。皆さん、Siljaが何を期待しているかわかりますか?makkari

makkariはmakuuhuone(寝室)の口語、これで写真中のSiljaのゼスチャーの意味も分かるでしょ。makuuhuone「寝室」は格変化すると長くなります。たとえば「寝室」はmakuuhuoneeseen。口語ならmakkariinと短くて済みます。

ちなみに同じ「マッカリ」でもmäkkäriはハンバーガーチェーンの「マクドナルド」のスラング。「マクドナルド」はmäkkäriinとなります。

Seikkailu hattivattien luolaan ニョロニョロの洞窟への冒険

5日~6日にかけ、フィンランド人学生のリクエストもあり、運転手として伊達市大滝区へ出かけました。

サウナのドアが開くように除雪するのに一苦労

サウナのドアが開くように除雪するのに一苦労

温泉好き女子が多かったので、行きは支笏湖畔の丸駒温泉に入浴、同じ日の晩にはフィンランドサウナにも入りました。

6日はいつもお世話になっているフィンランド協会理事の藤田さんの案内でニョロニョロの洞窟へ。スノーシュー(かんじき、lumikengät)を履き、見学時間も含めて2時間程度の冒険です。

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もともとはアイヌの祭祀に使われていたと考えられる洞窟だそうです。私は2回目の訪問でしたが、他のみんなは初めて。洞窟内の水分と冷気が作り出す造形にしばし見とれていました。藤田さん、案内ありがとうございました。今回も大満足の大滝行でした。

洞窟の天井

洞窟の天井

洞窟の下部

洞窟の下部

 

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suklaa チョコレート

旧留学生が送ってくれたチョコレート(写真1)を火曜初級コースの皆さんと食べてみました。私はチョコはそれほど好きではないのですが、この「70%ココア」、大人の味でなかなかおいしかったです。
ココア70%チョコ
最近食べたフィンランドチョコではPandaブランドのブルーベリー(mustikka)が入ったもの(写真2)がおいしかったです。
Pandaブランドブルーベリー入りチョコ
フィンランド製ではありませんが、先日北欧旅行し、スウェーデンみやげにノーベル賞のメダル型のチョコ(写真3)を買ってきてくれた木曜中級コースのSさん、センスいいですね~。これは本当においしくて、またインパクトのあるお土産で皆の絶賛を浴びました。金紙?ではなく、薄い二枚合わせの金属の中にチョコレートが入っていました。
ノーベル賞メダル型チョコ(スウェーデン製)
チョコレートはsuklaa、カカオ・ココア(原料・飲料とも)はkaakaoです。suklaata, kaakaota-taのついた単数分格形で使うことが多い単語です。

自業自得

先日の水曜上級サークルのあと、久しぶりに授業のゲストとして来訪したフィンランド人留学生3名に誘われてカラオケに行ってきました。Jussiは大好きな浜崎あゆみ&英語曲を、NettaはこれもファンのBUCK-TICKを中心にさらには日本語歌謡曲のレパートリーを増やす活動(?)を、ちょっと控えめで日本語特訓中のRonjaは後半になって英語曲を他の二人と一緒に歌っていました。私は・・・内緒です。楽しかった!

カラオケではアルコールなしのコースだったのですが、その前の立ち飲み屋でちょっと飲みすぎたのか翌日は少々頭が重たかったです。その時浮かんだのが前日の授業で話題になった、
Mitä saa sitä tilaa.
という言い回し。「注文する(tilata)ものを得る(saada)」、すなわち自業自得ということです。似た意味でフィンランドらしいのは、
Niin metsä vastaa kuin sinne huudetaan.
「(そこへ=森へ)叫んだように森が返事してくる」という表現。vastaaは「答える、返事する」(vastata)の三人称単数形、huudetaanは「叫ぶ」(huutaa)の受動形現在です。

最初は「因果応報」と訳していたのですが、さらに似た表現、
Niin makaa kuin petaa.
「(意訳)ベッドメイキングを[きちんと]すれば[気持ちよく]横になれる」(makaaは「横たわる」(maata)の三人称単数形、注意!)などは「テスト勉強をしなかったおかげで点数が悪かった」際などにも使うとのことだったので、「自業自得」を採用しました。

中級コースでテキストsuomea suomeksi 1を修了しました!

木曜中級コースでは入門~中級用テキストsuomea suomeksi 1(「フィンランド語をフィンランド語で1」)を修了しました。昨年7月に終了したHyvin menee 1の学習内容と重複する部分が多いため、21課からの履修を昨夏から始め、7か月強で修了にこぎつけました。

修了証ひな形

今回の修了証のひな形です(3行目の長ーい単語に注目!)

15日の授業は体調不良や就活、所用等の理由で5名の方が欠席され、またフィンランド人の皆さんも春休みのため本州旅行中といった方が多く一緒にお祝いできなかったのが少々残念でしたが、8名の方がtodistus(証明証=テキスト修了証)を受け取りました。何の権威もない証明証で恐縮ですが、修了の皆さんおめでとうございます!

修了証とともに

Onneksi olkoon! おめでとうございます!

修了証授与後は茶話会を催し、勉強仲間の近況や趣味、昔を懐かしむ話等々に花が咲きました。来週からは中級~上級用テキストsuomea suomeksi 2に挑戦です。修了には1年半程度かかることが予想されますが、これでほぼすべてのフィンランド語文法を網羅することになるので共に頑張りましょう!

雪像コンクールで4位になりました!

フィンランドチーム、さっぽろ雪まつりの国際雪像コンクールで12チーム中4位になりました(5位まで表彰)。トップ5に入れるかどうか微妙な出来だと感じていたようなので、表彰式後はとても喜んでいました。

左からJanne, Matti, Arto

左からJanne, Matti, Arto

完成しライトアップされたフィンランドチームの作品

完成しライトアップされたフィンランドチームの作品

8日の表彰後、一行は一泊二日の予定で名寄を訪問し(札幌を超えるような芸術性の高い雪像が製作される国際雪像コンクールが行われています)、11日早朝の連絡バスで新千歳空港へと向かいました。無事帰国したことと思います。

リーダー格のJanneとMattiには表彰式後の木曜中級コースにも顔を出してもらいました。Kiitos! 

来年は、今年のフィンランドの雪像コンクール(国内選手権)の優勝チーム(女性3名のチームだそうです)が来札予定です。応援よろしくお願いします。

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