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フィンランド語講座

北海道フィンランド協会

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puolukka コケモモ

2017年9月5日Ruovesi町で

2月24日の月曜初級コースで紹介。ベリー類は-kkAで終わる語が多いですが、イチゴやブルーベリーは皆さんの語彙に入っていますか?これらは授業で使っているsuomea suomeksi 1と2には出てきませんが、ベリー類はフィンランド人の食生活に密接に関係しているので、知っていると便利です。イチゴはmansikka、ブルーベリーはmustikkaです。コケモモ(puolukka)は北海道でも高山帯や道東でわずかに見られますが、フィンランドでは非常にポピュラーなベリーで、写真のような光景は日当たりの良い森の中や道端などでも普通の光景です。

これらの語はkk:kのkpt変化が関係しますが、よく使う複数分格はコケモモでいうとpuolukoitaとpuolukkojaの2形が許されており、テキストss1の27課で扱う複数属格は、puolukoiden, puolukoitten, puolukkojen, [puolukkain]と4つも形が存在します。複数分格と複数属格はkpt変化が関係する語は通常強階程(この場合はkk)になりますが、-kkA終わりのベリーを表す語はpuolukoitaやpuolukoidenのような弱階程(この場合はk)の形がポピュラーなので注意が必要です、

私の主観がかなり入りますが、フィンランドではイチゴは7月、ブルーベリーは8月、コケモモは9月が旬というイメージがあります。