joulukinkku クリスマスのハム

到着時の様子
フィンランドのクリスマス料理の代表格はjoulukinkku、クリスマスのハムです。今年は鎌倉の「ライ麦ハウスベーカリー」のAkiさんの作ったハムをSilja, Jussiと共同購入してみました。
もとの肉は8-9kgあったようですが、ハムになると5.5kgくらいの、しかし相当な大きさの塊で、別途注文したライ麦パン類と2箱でクリスマスイブ(jouluaatto)に送られてきました。
到着が予定より1日遅れたので、クリスマスイブはこのハムを切り分けたり、SiljaとJussiの元に届けたりと大忙しでした。フィンランドのマスタード(sinappi)をつけて食べると大変美味で、フィンランドで過ごしたクリスマスのことが思い出されました。何しろ量がたくさんありますから、お正月までかけてゆっくり食べようと思います。

切り分けたらハムとわかりますよね
豚の太腿やそこから作った食べ物を意味するkinkkuは、いつも語源ではお世話になっているKaisa Häkkinen著『現代フィンランド語語源辞典』によれば、スウェーデン語skinkaからの借用で、書き言葉として初めて登場したのは1637年に刊行されたある辞書中だそうです。