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フィンランド語講座

北海道フィンランド協会

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valkosipuli ニンニク

昨秋植えて8月収穫のニンニク、乾燥中

夏休み前の火曜初級コースでは、kansallispuisto「国立公園」という語を引き合いに出して、「-nen終わりの語は、-nenの部分が-sとなって複合語を形成する」と説明しました。「国立の、国民の」を表す形容詞kansallinenは、kansallis-という形で、「公園」puistoと結びついて「国立公園」となる、というわけです。

しかし夏休み中に気がつきましたが、valkoinen「白(い)」、punainen「赤(い)」、sininen「青(い)」などの名詞と形容詞を兼ねる色彩を表す語は、valko-, puna-, sini-という形から複合語を形成します。

valkosipuli「ニンニク」はvalko-「白」+sipuli「玉ねぎ」です。夏休み明けの火曜初級コースでは、valko-で始まる複合語として他に、valkoviini「白ワイン」、Valko-Venäjä「ベラルーシ(=白ロシア)」などを語彙に入れておくことをお勧めしました。valkoinen viiniは通じますが、そのようには言いません。「赤ワイン」はもちろんpunaviiniですね。