RとLの発音を磨こう | フィンランド語講座
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RとLの発音を磨こう

4月はフィンランド語のコースでも新入生を迎える季節。フィンランド語の発音に関してはいわゆる「巻き舌」ができなくて苦労される人が多いようです。

Rは「巻き舌」とはいうものの、「ふるえ舌」とか「たたき舌」という用語を使った方が良いのかもしれません。Rができない人は舌をこわばらせて内側へ巻き込もうとしますが、実際は舌は柔らかく使い、先端がブルブルと震えるイメージです。

Rは、TやDと音を作る場所が近いので、逆にこれらの音がRを誘発しやすいとされています。私がお勧めしてる方法は、風呂の中や寝る前など、リラックスした場面で「とろろこんぶ」、「さっぽろみそラーメン」などのラ行音を巻き舌で繰り返し言ってみるというものです。フィンランドでもRができない子どもは当然いますが、RとLで意味が変わってくることがときどきあるフィンランド語では、巻き舌ができないのは大きなハンデとなります。小学校に上がる前には矯正するのですが、kirja(「本」)、vasara(「ハンマー」)のような語を発音できるようにするために、kidrja, vasadra のようにRを誘発する音を前に加えて練習させたりします。

Rがすでに発音できる人は、逆にLも巻き舌で発音してしまう傾向にあるので注意です。またフィンランド語はLLと二個続く場合が結構ありますが、私の経験ではLの長さが足りない人が多いです。心配な方は、illalla(「晩に」)のような単語でLが十分長く発音されているか(発音をカナで書くのはあまり好きではないのですが「イッラッラ」が近いでしょう)、先生やネイティブの方にチェックしてもらってください。

フィンランド人は大文字よく使います

「RとLが単語の中で近い位置にあると大変発音しにくい」ということを授業で取り上げたところ、ゲストに来ていたJussiのお母さんのSoileが写真のようなリストを残していってくれました。判読できますか?下に小文字で再掲し、主な意味を併せて記します(/は複合語の切れ目) 。RとLの区別をしっかりつけるにはよい練習材料となる語群です。これも先生やネイティブにきちんと発音できているかチェックしてもらうと良いでしょう。

parillinen 偶数の
perillinen 相続人、後継者
pikku/rilli 小指(=pikku/solmi)
pirullinen 悪魔的な、とても不愉快な
broileri ブロイラー
pulveri 粉末、火薬
pilleri 錠剤、ピル (参考:pilari「柱、支柱」)
rikollinen 犯罪の、犯罪者